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母をたずねて三千里」へのコメント

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厳しさも見せる

探し求める母の情報に一喜一憂しつつ、旅が長引くにつれて主人公マルコが自信をなくし暗くなっていく様は生々しいです。また、マルコはけっして良い子なだけではなく短気や思い込みから何度も痛い目に遭う現実的な厳しさもしっかり見せています。世界名作劇場のような作品だと主人公の不幸も作者が恣意的に操作しているところが透けてみえてしまうものですが、その点でこのアニメはリアリスティックです。
だからこそペッピーノ一座をはじめとして道中の人々がマルコを助けるところを見てほっとさせられます。

印象に残ったエピソードは28話のコンチエッタ、40話、44話。そして何度か描写されるマルコの夢。
その後は描かれませんでしたが、ペッピーノ一座の娘たちには幸せになってほしいものです。

また見直したいアニメのひとつ。とても良い作品です。お子さんにもぜひ。

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わかりやすい

あくまで対象は低学年の子供向けであるにもかかわらず。大人になった今みても十分楽しめてます。最近ではジブリとかが子供も大人も楽しめる作品が多いわけですが、若干子供にはとっつきにくい作品も多く、よくわかんないけど楽しそう!とその場の雰囲気で子供を夢中にさせている場合がある。名作シリーズも小さい子供が完全に理解するまでにはいかないが、割と単純な作り方がされているので、まだわかりやすいようです。
児童文学や日本昔話のアニメまた作ってほしいですね。

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エミリオよ・・・

エミリオ!お前は男の中の男だな!

マルコよ、初めの勢いはどうした・・・
後半は他力本願すぎwイタリアとアルゼンチンが陸続きなら歩くと言ってなぁたしかw

まぁいい話なのでお勧めします。

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何度見ても泣いてしまう

最終回に仲良くなった人達にもう一度出会い無事母さんと会えたと報告し一緒に喜んでくれながらジェノバに帰るのを見ると泣けてくる

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何度見てもすばらしい

とにかく次々と新たなステージに移り変わっていくのが
一緒に旅をしている気にさせてくれて、辛くもあり楽しい作品。
冷たい人もあたたかい人もいますが、冷たい人にもそれぞれの事情を察する事ができたりで
とってつけたような悪人が出てこないのもリアルに感じました。
その最たるはペッピーノさん。
打算的な嫌な一面がありつつも、たまに見せる家族やマルコに対しての情がとても人間臭く
非常にリアルな大人像と言えるのでは。

苦難の連続で、見ていて重苦しい気分になる事も多々ではありますが
その分、むくわれた時の感動や共感はものすごいものがあります。
たまにとっても快適であたたかい環境で旅をする回もあり、娯楽性も絶妙のバランスで
織り込まれています。
とにかく素晴らしい作品。

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内外両方とも非常に良く描写されてると思います

ジェノバの町並み、主人公家族や旅芸人一座とのやり取りなどを見ていると
イタリア映画「道」や「自転車泥棒」を見た記憶がよみがえってきました
イタリアの実写映画と比べても違和感がないほど人物・背景が良く描写されていると思います
凄い……

ストーリーの方は極端な言い方をすれば母に会いに行くだけなのですが
ジェノバ、海、アルゼンチンと場所が変わり登場人物もどんどん入れ替わるので
視聴時はあまり退屈しませんでした

あと、主人公の直情さが今では新鮮に感じました

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鮮明に映し出される等身大の喜怒哀楽

高畑・宮崎の黄金コンビによる名作。
マルコが出稼ぎに出た母をたずねにイタリアから海を越え、遥か遠くのアルゼンチンへと旅をする作品ですが、なにより印象的なのは終始徹底してリアルな作劇を貫いたこと。
簡単に善悪では割り切れない人間や社会というものの複雑さを描いたことで、マルコをはじめとしたキャラクターの喜怒哀楽がより鮮明に映し出されており、非常に胸に迫るドラマを生んでいました。

また、不景気による庶民の貧しさや機械による労働力削減、それによるアルゼンチンへの移民など、時代背景を活かした展開も見て取れ、作中で掲げられるテーマとも密接に関わっています。さりげない描写で見せたことで、説教臭くなっていないのも特徴ですね。当時のイタリアやアルゼンチンの風俗や地理の勉強にもなるかと。

娯楽性はけして高いとは言えませんが、そのリアルな作劇により“ただの良い話”に終わっていない骨太な作品だと思います。

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ネタバレ男のロマン&チェ・ゲバラ

配信期限ギリギリで完走
危ない、間に合わない・・と劇中とシンクロしてひとりで盛り上がるw

感想は冗長、といっちゃうこともできるけど
52話のスパンならではの表現も
一筋縄ではいかない人間の多面性、海や大陸のスケール感など
日本の移民体験も相当盛り込まれている印象。生々しいです

面白かったのは高畑・宮崎アニメとしてはとても珍しい
「男のロマン」作品なこと
マルコは強情なエゴイストですよ
母という名の幻影のために、まわりに負担をかけ
自分の命を危険に晒している

裏のテーマは医療と貧困
マルコの父が仁医
道中社会の不条理と密接にからんだ医療問題が多数
母を治したのも医者でマルコも医者を志す。
チェ・ゲバラ『モーターサイクルダイアリーズ』そのもの。

最後に、序盤は忍耐が必要。
マルコがジェノバを離れるのはなんと16話ラスト!
宮崎・高畑作品はいろいろ見ましたが最大の試練でしたw
でも傑作。

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キレやすい少年のワイルド旅

母を訪ねてのタイトルでみんなコテコテの良い子アニメだと思ったりしてません?実はこの主人公のマルコ、とてもキレやすい。ガッツのあるワイルドロードムービーとして見ましょう。こんな面白いアニメを道徳臭い連中だけに独占させるなんて勿体ないですよ!

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ネタバレ辛いだけの物語ではない

厳しく辛い旅が続くイメージが強いという方もいらっしゃるかもしれません。実際私もそうでした。 ですが道中で出会う人たちに助けられ(時には助け)、老若男女問わず沢山の友情が生まれる前向きなお話でした。 中盤以降すれ違いの連続でじれったくなりましたが、終盤のマルコの満身創痍ぷりからの最終2話はこれ以上無い達成感を視聴者にも与えてくれると思います。 素晴らしい作品ですので心からオススメいたします。

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