| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


ボンズの設立は1998年。サンライズで『カウボーイビバップ』等のプロデューサーとして活躍してきた南雅彦が独立しておこした企画・開発・制作会社である。設立時の取締役は、ともにアニメーター・キャラクターデザイナーである川元利浩と逢坂浩司(故人)。そんな出発点もあって、ボンズは特に作画面・演出面の人的リソースに厚く、野心的な企画のアニメーション作品を熱心に作るスタジオとしてファンに認識されている。ボンズ作品に共通する特徴は「手づくり感覚」。デジタル技術もふんだんに取り入れつつ、クリエイターたちが「持てる技を全力投入して映像づくりを進める」という前向きな姿勢が、どの作品の画面からもにじみ出ている。この「手づくり感覚」が、単なる密度面の高クオリティだけではなく魂の熱気となって伝わり、多くのファンの感動と支持を集めているわけだ。2001年の映画『カウボーイビバップ 天国の扉』、2002年の『ラーゼフォン』、2003年の『鋼の錬金術師』、2005年の『交響詩篇エウレカセブン』、2007年の『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』、映画『ストレンヂア 無皇刃譚』、そして最新作『ソウルイーター』と、親しみのあるキャラクターと情熱の映像で常に話題をリードするボンズ作品。
![]()
![]()
![]()
川元利浩(『カウボーイビバップ』、『ウルフズレイン』、『天保異聞 妖奇士』)、逢坂浩司(『絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク』、『天保異聞 妖奇士』)と、キーパーソン自らが起こしたキャラクターは、アニメ的な骨格や立体感と、少女漫画にも通じる「華やかさ」を兼ね備えたもの。また、『ラーゼフォン』では山田章博のキャラクターデザインを菅野宏紀がアニメーションキャラクターに、伊藤嘉之は『鋼の錬金術師』では荒川弘、『ソウルイーター』では大久保篤と人気の原作漫画をアニメ用にキャラクターデザイン化。絵柄や個性を活かしつつ映像向けにアレンジする手腕にも優れている。


![]()
ボンズ作品の特徴は、キャラクターのいる世界を大事にした手づくり感覚。人物の表情や仕草といった芝居はもちろん、その手に触れる小道具や、立っている場所の空間や光など大道具(美術)の存在感、それを反映した撮影や色彩設計など、いたるところきめ細かい。映像づくりをする上で、スタッフが全方位的に支えあって連携しているスキのなさ、チームワークの良さは、映像に「人肌の暖かさ」を与えている。もうひとつの特徴は、激しいアクション作画。当代随一のアクション派アニメーターが結集し、人間対人間の格闘から激しい剣戟、大空を埋め尽くすミサイルとロボットの空中戦まで、解放感にあふれたアクションが作画ベースで展開する。CGが主流になりつつある時代に、生理的快感をもたらす手づくり感は実に貴重だ。
![]()
ボンズはチームワークも見事で、クリエイターの一人ひとりを大事にしている。その上で、企画の中枢にクリエイターの「センス」を置いて求心力としている作品も多い。たとえば『ラーゼフォン』は出渕裕監督のデザイナー的な美意識が中心で、『ウルフズレイン』では脚本家・信本敬子の厳しさと優しさを兼ね備えたドラマが中核だ。『KURAU Phantom Memory』では入江泰浩監督のメロウでせつない世界観が際だち、『天保異聞 妖奇士』ではストーリーエディターの會川昇による時代劇的な厚みと日本人のルーツへのこだわりが作品を支えている。そして安藤真裕監督が「チャンバラ映画」への思いをこめて書いた1枚の企画書が元になって時代劇映画『ストレンヂア 無皇刃譚』が完成した。観客に「何かを訴えたい、届けたい」という熱意の姿勢が、ボンズ作品の「骨のある」という精神と共鳴し、感動に結びついているのである。

![]()
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|
Copyright BANDAI CHANNEL CO., LTD. All Rights Reserved. ©サンライズ・ボンズ・バンダイビジュアル ©2001 BONES・出渕裕/Rahxephon project ©BONES・信本敬子/BV ©2003 すてプリ製作委員会 ©荒川弘/スクウェアエニックス・毎日放送・アニプレックス・ボンズ・電通 2003 ©2003 BONES・出渕裕/Rahxephon movie project ©2004 SCEI/KenRan Project・テレビ東京 ©BONES/KURAU PROJECT ©2005 BONES/Project EUREKA・MBS ©荒川弘・HAGAREN THE MOVIE ©會川昇・BONES/毎日放送・アニプレックス・電通 ©BONES/ストレンヂア製作委員会2007 ©大久保篤/スクウェアエニックス・テレビ東京・メディアファクトリー・ボンズ・電通2008 このホームページに掲載されている全ての画像、文章、データ等の無断転用、転載をお断りします。 Unauthorized use or reproduction of materials contained in this page is strictly prohibited. |