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| 1979年に放送された富野由悠季監督のTVアニメ『TVシリーズ機動戦士ガンダム』がすべての発端だ。スペースコロニーへ移民する宇宙世紀(U.C./Universal Century)0079、人型の機動兵器モビルスーツを使って人類の半数が死亡する大規模な宇宙の戦争を描いた。このTVシリーズと、それを3本の劇場映画にまとめたものをまとめて「ファーストガンダム」と総称する。この時代で描かれた物語には特に人気があるため、外伝的に「一年戦争もの」と呼ばれる作品群がある。
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| 1985年に初の続編としてTVアニメ『機動戦士Zガンダム』がスタート。U.C.0087とファーストガンダムより7年後の時代、登場人物もそれだけ年齢を重ねている設定をとった。さらに翌年『Z』の続編として『機動戦士ガンダムZZ』が制作されたことで、以後は「宇宙世紀(U.C.)もの」というジャンルが確立する。 |
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| 1988年に『ファースト』『Z』『ZZ』の流れを受けるかたちで、劇場映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が公開される。ファースト以来ライバル同士だったアムロとシャアの戦い決着を中心に描かれた作品で、ブライト艦長らも登場し、ファーストから連綿と続くドラマは富野監督の手によって、アニメ作品としてはここでピリオドが打たれている。
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| 1991年、富野由悠季監督の新作劇場映画『機動戦士ガンダムF91』が公開される。キャラクターデザインを安彦良和、メカニカルデザインを大河原邦男とオリジナルスタッフを再結集。U.C.0123とはるか未来に時代設定をとり、作品世界の刷新を試みたものだ。富野監督が続いて担当した1993年のTVシリーズ『機動戦士Vガンダム』では、U.C.0153とさらに時代を進ませて主人公も12歳と年齢設定を低くして「子ども向けロボットアニメ」への回帰を目ざした。富野監督による「宇宙世紀シリーズ」は、時代的にも作品的にも現在のところ『V』が最先端である。
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| 1999年の『∀ガンダム』は、富野由悠季監督がひさびさに手がけるガンダムのTVシリーズ。ここで描かれる正暦の世界とは、まるで20世紀初頭のアメリカのようにも見えるが、実は過去の「すべてのガンダム」を宇宙世紀、アナザー問わず包括し、数万年以上もはるかな未来に時代を設定したものである。忌まわしい戦争の記憶は「黒歴史」として葬り去られ、モビルスーツは地面に埋めて破棄されたため出土品として出現する。アルファベットのAを天地逆さに置いた「∀(ターンエー)」という記号には、「すべてを含み、最初のAに戻る」という願いがこめられている。ガンダムシリーズを総括し、リセットする作品が『∀ガンダム』なのだ。
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| 2002年、『新世紀GPX サイバーフォーミュラ』で知られる福田己津央監督のTVシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』がスタートする。これはコズミック・イラ(C.E./Cosmic Era)と呼ばれる新たな年号と世界観をもち、「21世紀のファーストガンダムを目ざす」という合言葉で製作された。遺伝子操作という最先端の科学的な話題を盛り込み、9.11テロで幕を開けた21世紀にふさわしいシビアな戦争ドラマを展開し、新たに若いファン層を開拓した。2004年には続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が開始し、これも大ヒット。以後、「コズミック・イラ(C.E.)シリーズ」が定着し、さまざまな媒体で『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER- 』などの外伝が展開している。コズミック・イラ シリーズ」は現在進行形で拡大中だ。
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ガンダムシリーズは、おおむね以下の7つに分類される。
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(1)ファーストガンダム (2)一年戦争の続編(Z、ZZ、逆シャア) (3)一年戦争の外伝(0080、0083、第08MS小隊、MS IGLOO)
(4)宇宙世紀シリーズ(F91、V) (5)アナザーガンダム(G、W、X) (6)∀ガンダム
(7)コズミック・イラ シリーズ(SEED、SEED DESTINY、STARGAZER)
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それぞれ作品の関連性やシリーズの独自性に注目してみることで、ガンダムシリーズの楽しみ方の幅がよりいっそう拡大することを願っている。
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