 |
 |
 |
押井守監督のオムニバス劇場映画『真・女立喰師列伝』が公開された。『立喰師シリーズ』の新展開を目指し、「プロの女優をきれいに撮る」ことを主眼に気鋭の監督たちと作り上げた全6作品、「食の真実」と「女性の美」をからめた異色の作品だ。「立喰師」に関する定義の幅を広げ、昭和的な世界、現代劇以外にウエスタン、80年代アイドルもの、SFミリタリーと多彩な作品が銀幕に踊る。愛と涙、笑いと感動に満ちた「映画の原液」がここに結集した! |
|
 |
 |
|
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
| 第3話「学食のマブ」のみ正編のキャラ神山店長が継続して登場。 |
 |
『攻殻機動隊S.A.C.』で大人気の神山健治監督、初の実写監督作品にして語り部として熱演。主演女優は神山監督最新作『精霊の守り人』で主人公の女用心棒バルサを好演した安藤麻吹。神山監督ファンは必見! |
 |
|
 |
|
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
原作は押井守自身の筆による小説「立喰師列伝」(角川書店/2004年)。《立喰師》とは押井守が構想した架空の存在で、店頭で言葉巧みに店員・店主をたぶらかして「ゴト(仕事)」と呼ばれる無銭飲食詐欺を白昼堂々行う「立ち喰いのプロ」のことである。2006年に映像化されて以後、「女立喰師シリーズ」としてスピンオフ。キッチュでハイテンションという独特の新ジャンルとして注目を集めている! |
|
|
 |
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
実写とアニメの間を越境する「スーパーライヴメーション」登場!
立喰師列伝 2006年 劇場公開作品 |
 |
 |
|
|
|
 |
 |
アニメ、実写、映像業界の著名人を立喰師キャラクターに見立て、スチル(静止画)写真に撮影。その平面素材を『ミニパト』(押井守脚本/神山健治監督)と同様、「ペープサート」(あやつり棒による人形劇)風の3Dアニメに加工するという独特の手法で制作された。
物語はオムニバス形式で進行し、敗戦直後の昭和20年代から昭和40年代末ごろ(1970年代初期)まで、数々の伝説を残した立喰師たちが次々に登場する。みどころはギャグ的な笑える映像を通じて「食の文化」の背景が描かれ、それが押井監督独特の「昭和史批判」になっている点。世相につれて庶民・大衆が好んで食べるものも変わり、それは時代の文化と不可分でもあるという視点は、まさに押井ワールド! 七色の声で押井台詞を語りまくる山寺宏一の名演も聞き逃せない。
出演した著名人たち(一部)
月見の銀二(吉祥寺怪人)/ケツネコロッケのお銀(兵藤まこ)/哭きの犬丸(石川光久)
冷やしタヌキの政(鈴木敏夫)/牛丼の牛五郎(樋口真嗣)/ハンバーガーの哲(川井憲次)
フランクフルトの辰(寺田克也)/中辛のサブ(河森正治)/店主品田(品田冬樹)/店長神山(神山健治)
ハンバーガー店店員(押井友絵)
※兵藤まこのみ本職の役者。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
 |
 |
自主映画に近いチープさの限りを尽くして撮り倒した稀代の怪作。
女立喰師列伝 ケツネコロッケのお銀 -パレスチナ死闘編-
2006年 オリジナルビデオ |
 |
 |
|
 |
 |
 |
『立喰師列伝』公開後、徳間書店の月刊「COMICリュウ」創刊号のDVD付録用として製作されたスピンオフ作品。あらゆるデジタル加工を施した本編とは正反対で、加工をいっさい行わない「撮りきり」の実写作品である。
正編では立喰師の紅一点「ケツネコロッケのお銀」は、パレスチナへ旅立ったという風説を残して消えている。その運命の行方を確認すべく、大塚ギチ男というルポライターが現地に飛んで足取りを追う……という後日談的な構成をとっている。徳間書店の雑然とした編集部や、パレスチナに見えないこともない荒涼とした風景などなど、笑いどころ満載。押井守監督以外、絶対に撮れない作品であることは間違いない。 |
|
|
|
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| 押井監督はタイムボカンシリーズの演出当時から「立喰いのプロ」にこだわってきた。初の実写監督作品『紅い眼鏡』や初期OVA版『機動警察パトレイバー』の第5話「二課の一番長い日(前編)」にも類似シーンがある。これは実は直前の短編連作ビデオアニメ『トワイライトQ』で「最後の立喰い」という作品を企画していた名残りのようだ。以後、TV版『機動警察パトレイバー』第29話「特車二課 壊滅す!」(脚本を担当)では出前をテーマにしたり、劇場映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』でも非常事態でコンビニの食料を買い占める第二小隊整備員たちを描くなど、随所に「庶民的な食」へのこだわりが突出していくようになったのだ。 |
|
 |
|
|
 |
 |
|
|
 |