最初は泉奈がお兄ちゃんに怖いくらいベッタリで、気色悪いホモが出てきたりと
3話までは見ていて死にそうになるほどつまらなかった。
ギャルゲー・エロゲー原作にありがちなクソアニメ臭が漂っている。
4話で春陽が登場してからは歪な三角関係が始まり、そこからは面白くなる。
後半はさらにシリアスになって、中々楽しめた。
このアニメを語る上で外せないのは、尺の短さ。
全13話、話15分という普通の1クールアニメの半分以下である。
そんな無茶なオーダーを
必要な要素だけをきれいに詰め込んだシナリオ、それをコンパクトに伝える見事な演出で応えている。
スタッフの技術と苦労への賛辞は、どんなに言葉を尽くしても足りないだろう。
「面白かった!」と声を大にして言えるほどの作品ではない。
しかし、この尺と原作で、これだけの事をやったという意味では凄い作品だ。
清水愛さんの「お兄ちゃん」が最高でしたああああ!!