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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
再会を約束した兄弟の願いが、
謎めく陰謀と交錯する!!
人気TVアニメ「鋼の錬金術師」の劇場版。二つの世界に引き裂かれてしまったエルリック兄弟。現実世界のミュンヘンに飛ばされた兄のエドは、弟に似た若者の力を借り、故郷へ帰ろうと試みていた。一方、錬金術世界のアメストリスでは、弟のアルが兄の行方を追って旅を続けていた。果たして、二人は再会できるのか？
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(C)荒川弘・HAGAREN THE MOVIE
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ファンの声(6件)
この作品は『"無印"ハガレン』の『原作・ハガレンFA』への最後の挑戦状に思える
事実上"無印"ハガレンの最終回、なんですが…
このすぐ後に原作重視のFAが始まる事で、"無印"はその存在を否定されかねない立場になるんですよね。
これはあくまで妄想なんですが、
この作品内における意味深なカットやセリフ、キャラの行動は、原作並びにFAへの最後の挑戦ではなかったか。
何故、今作の設定がパラレルワールドで、女ボスが『向こう側の世界』を恐れ、壊そうとしたか。最後何故、エドとアルはその向こう側の世界に行ってしまったのか。
全ては無印対原作・FAのメタファーではないのか、シャンバラ(≒シャングリラ・理想郷)を征く者とは無印ハガレンを作ったスタッフたちそのものではないかと。
"俺たちはいなくなっちゃうけど、俺たちがいた事を覚えていてくれよな？"
ラストの二人の写真からは、そんなメッセージが込められてる…考え過ぎでしょうか。
IFの世界
TV版の完結編。TV版以上にオリジナル色が強い。
エドとアルの再会がテーマなわけだが、
エドのいる世界は史実を元としているため、実在の人物が登場し錬金術もほぼ出番なし。
一方、アルのいる世界はおなじみのアメストリスだが、アルは鎧ではない元の姿。
全体としては史実世界の影響が強く、原作漫画のようなファンタジー色は薄め。
このような点から、見ているうちにこれが何の作品かわからなくなってしまった笑
しかし、ここまで突き抜ければそれはそれでありと思えたし、ストーリー自体は悪くない。
作中でパラレルワールドの考え方が紹介されるが、この作品自体もハガレンの中の
それの一つと考えればいいのかもしれない。
さすがだねぇ・・・
ずーーーーっと見ようと思って、そのままになっていたこの映画。
美味しいものは食べずにずっと取っておきたい心境で、そのままにしてました。
やっぱり凄く良かった。
これで完結なんだけど、これで良かったような悪かったような。
まあ、そこが名作たる所以ですがね。
製作陣もそうそうたるメンバーで、こりゃいいアニメになる訳だ。
製作協力ボンズとかProductionIGとか、どうなってんの…
この頃のアニメは本当に本当に良かったなぁ・・・
これくらい迫力ある作品は、もう作れないのかしら。
TV放映分を見てから視聴してくださいね。
上手くまとめたかな
んでもさ
エンビィ、あっけなくね？
プチハッピーエンドは後味良いけどね＾＾
ウェンディーが可哀想かも。。
平行世界の門
TVシリーズの終盤に語られた平行（我々の歴史の）世界との繋がり。
物語と演出にちょっとやりすぎ・無理矢理な感じがあるけれど、なかなか面白かったです。
こちらの鋼錬物語が完結したのですね。
原作とは相当違う結末ですけど、十分に楽しめました。
鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMISTも見ようと思います。
コッチとアッチと
よくハンバーガーはドコが好き？
「私はマック」「自分はモス」と言った話しを
しますが同じ土俵に上げては、いけない気もする・・・
そりゃモスはおいしいけど、待ち時間や値段を考えれば・・・
まさに代価と等価交換なんてイメージです。
本作品も、TVシリーズの完結とオリジナルを
同じ土俵で考えてはいけない・・・
コレはコレ、アレはアレ。
TVシリーズの完結なら十分に楽しめました。
見どころ
原作：荒川弘、脚本：會川昇、監督：水島精二。錬金術世界と現実世界に離別したエルリック兄弟、その再会への奮戦と歴史的大事件の交錯を描く。エドの飛ばされた先は戦争に向けて不穏な空気が増すドイツ。ナチスが科学とオカルトに傾倒したのは有名な史実だ。歴史をふまえつつ、「自分の属する世界とは何か」という重い命題を、錬金術アクションの中で問いかけている。みどころは、映画らしい派手なバトル映像と抑制の効いた描写とのコントラスト。映像に託して言葉をカットした描写が多いので、画面をよく注目してほしい。そうすることで、エドたちの過ごした時空間が現実のわれわれと地続きに見えてくる感覚が生じる。それはやがて深い感動へと転化していくはずだ【アニメ評論家 氷川竜介】
キャラクター
エドワード・エルリック
錬金術が使えない現実世界のミュンヘンに飛ばされてしまった錬金術師の少年。現在18歳。弟そっくりの青年、アルフォンス・ハイデリヒと共に元の世界に戻る方法を模索している。
アルフォンス・エルリック
錬金術世界にて、兄であるエドの行方を探している少年。現在13歳。生身の身体を取り戻したものの、4年間の記憶を失ってしまった。兄と再会したい一念で、再度錬金術の修行を積んだ。
ウィンリィ・ロックベル
錬金術世界で暮らす、エルリック兄弟の幼馴染み。機械鎧技師としての修行を熱心に続けている。かつて、自分が取り付けたエドの機械鎧（オートメイル）のメンテナンスも担当していた。
ロイ・マスタング
錬金術世界で暮らす、かつて「焔の錬金術師」のふたつ名を持っていた国家錬金術師の青年。ホムンクルスのプライドとの死闘で左目を失い、現在は一兵卒として北方で軍役をこなしている。
アレックス・ルイ・アームストロング
錬金術世界で暮らす、「豪腕の錬金術師」のふたつ名を持つ錬金術師の男性。大柄な身体に似合わない繊細な心を持つ。国軍の少佐だったが、クーデター後は軍を離れて、復興を主とする事業家に転身。
リザ・ホークアイ
錬金術世界で暮らす、中央司令部の中尉である女性。得意の射撃の腕前や毅然とした姿勢は健在だが、マスタング大佐がいなくなったために何かが欠けたような思いも抱いているらしい。
ピナコ・ロックベル
錬金術世界で暮らす、ウィンリィの祖母で機械鎧技師の師匠でもある女性。エドとアルのことも、実の孫のように見守ってきた。ピコンと立った髪型と口に銜えているキセルがトレードマーク。
カール・ハウスホーファー
現実世界にある秘密結社トゥーレ協会の指導者で、オカルトに精通している学者でもある男性。世界を征する目的で、理想郷“シャンパラ”の鍵となる“大いなる蛇”を探し求めている。
アルフォンス・ハイデリヒ
現実世界で暮らす、アルによく似た容姿を持つ男子学生。ヘルマン・オーベルトに啓発されてロケット工学を学んでおり、元の世界に戻る方法を探すエドと共にロケットの研究を進めている。
ノーア
現実世界で暮らす、浅黒い肌と独特の民族衣装が特徴の女性。ある特殊な能力を持つゆえに、秘密結社トゥーレ協会に追われている。エドと出会い、彼を事件の中枢へと導いていく。
デートリンデ・エッカルト
現実世界にある秘密結社トゥーレ協会のトップに君臨している女性。理想郷“シャンパラ”の力を用いて、ナチスに対する影響力を強化しようと企んでいる彼女の真の目的とは…？
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作：荒川 弘 ／
掲載：月刊「少年ガンガン」 ／
監督：水島精二 ／
ストーリー・脚本：會川 昇 ／
キャラクターデザイン・総作画監督：伊藤嘉之 ／
プロダクションデザイン：荒牧伸志 ／
クリーチャーデザイン：石垣純哉 ／
メカニックデザイン：福地 仁 ／
美術デザイン：成田偉保 ／
美術監督：小倉一男 ／
色彩設計：中山しほ子 ／
撮影監督：福士 亨 ／
音楽：大島ミチル ／
音響監督：三間雅文 ／
オープニング・エンディングテーマ：L’Arc〜en〜Ciel ／
製作：劇場版「鋼の錬金術師」製作委員会 ／
配給：松竹 ／
キャスト
エドワード・エルリック：朴 璐美 ／
アルフォンス・エルリック：釘宮理恵 ／
ウィンリィ・ロックベル：豊口めぐみ ／
ロイ・マスタング：大川 透 ／
アレックス・ルイ・アームストロング：内海賢二 ／
リザ・ホークアイ：根谷美智子 ／
ピナコ・ロックベル：麻生美代子 ／
カール・ハウスホーファー：津嘉山正種 ／
アルフォンス・ハイデリヒ：小栗 旬 ／
ノーア：沢井美優 ／
デートリンデ・エッカルト：かとうかずこ ／