2008.1.18 http://www.b-ch.com このメールはHTMLメール形式です。正しく表示されない方へ http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp26/index.html １９７９年〜１９８２年にかけてＴＶ・劇場で展開された『機動戦士ガンダム』。 完結後もその緻密な世界観は数多くの外伝を生み出した。 その全容を把握することで、ファーストガンダムの楽しみは何倍にも拡大する！ 『機動戦士ガンダム』（ＴＶ／映画）の通称は「ファーストガンダム」。その物語の前提となった地球連邦に対するジオン公国の独立戦争は、《１年戦争》と呼ばれている。開戦から終戦まで約１年間――その期間にちなんだ歴史的な呼称である。戦時中を描いたファーストガンダム作中にはもちろん登場しない言葉だが、物語の終了後も続いて製作された「ガンダムシリーズ」の中で、《１年戦争》はさまざまな角度でスポットライトが当て直された。その外伝は多くのガンダムファンの想像力をかきたて、現在でも《１年戦争》の世界観を拡大させる役割を果たし続けている。ガンダム世界で採用された宇宙移民時代の架空の「暦」――「Ｕ.Ｃ.」《宇宙世紀》の中で最も重要な《１年戦争》に再注目することは、ファーストガンダムを楽しみ直すことにもつながるのだ！ 原点たるファーストガンダムでは、戦争という大状況の渦中で苦しみながら戦う主人公アムロ・レイが中心に描かれていた。逆にドラマに重要でない部分は省略されているため、いろんな疑問も同時に存在していた。たとえば「モビルスーツとはどのようにして戦場に出現したのか」「地球連邦軍側ではニュータイプをどう考えていたのか」「地球に降下したジオン軍とはどんな交戦があったのか」などなど……。このように、「カメラに写っていないところでも、こんなことが起きていたかもしれない」という「すき間」が、ファーストガンダムの《一年戦争》にはたくさん存在する。ガンダムファンは常にその「すき間」を空想しながら作品をふくらませ模型など立体物に思いをはせ、映像化の機会を楽しみにしている。そうしたニーズに応える作品が、一連の「外伝」なのである。 ↑TOPへ戻る ・機動戦士ガンダム００８０ 〜ポケットの中の戦争〜    １９８９年　監督：高山文彦 １年戦争末期、地球連邦軍の開発したニュータイプ専用試作ガンダムを巡る物語である。ファーストガンダム作中ではニュータイプ研究はジオン軍側が相当リードしており兵器も実用化しているが、連邦側の専用機は画面には登場しない。しかし、「連邦側でも当然開発を進めていて、遅れていただけのはずだ」「もし、それがアムロに届けられていたら……」という想像の入る「すき間」がある。そんな観点で描かれた外伝だ。問題のニュータイプ専用機の名は「型式番号：ＲＸ-７８ＮＴ-１、ガンダムＮＴ-１」。通称は「アレックス」である。デザインを担当した出渕裕は、他にも一年戦争の名だたるモビルスーツをリファイン。ディテールや構造を格段に精密化し、新たに世に送り出した。それらの機体は現在では「ザク改」「ハイゴッグ」「ズゴックＥ」「ジムコマンド」など別の機体として分類されている。いずれも細やかなメカ戦闘描写の中で活躍し、特に第１話、第４話、第６話などで迫真の戦闘が繰り広げられている。 ・機動戦士ガンダム第０８ＭＳ小隊    １９９６年　監督：神田武幸、飯田馬之介 １年戦争中盤、宇宙空間のみならず地球各所に拡大した戦線のうち、東南アジア方面に配属された新米将校シロー・アマダの苦闘を描くサイドストーリー。１年戦争の一部の戦場では早くから「陸戦用ガンダム」や「ジム」が投入されていたという前提にたち、メインの決戦場から遠く離れた砂と泥にまみれた名も無き兵士たちの、極限状況における人間性を描写している。ジオン公国側の貴族が支配する政治状況のもと、「家」の格式にこだわる悲劇の青年技術将校ギニアス・サハリンという存在や、彼が推進する大型機動兵器モビルアーマー《アプサラス》の開発経緯などは、ファーストガンダム作中の世界観を知っていると非常に納得できるものである。密林や熱砂などベトナム戦争を連想させる泥沼化した戦場の風景、あるいは補給や修理など、戦争には欠かせない要素を緻密に描写し、モビルスーツの活躍するシチュエーションを豊かに提供している。メカデザインは大河原邦男の他、山根公利が担当。ミリタリー調のディテールが増している。 ・機動戦士ガンダム００８３ ＳＴＡＲＤＵＳＴ　ＭＥＭＯＲＹ １９９１年　監督：加瀬充子、今西隆志 ファーストガンダム（Ｕ.Ｃ.００７９）と『機動戦士Ζガンダム』（Ｕ.Ｃ.００８７）のミッシングリンクを描くことが目的の作品。１年戦争終結後、もとジオン公国軍の兵士たちは地球連邦軍に再編され、ザクなど歴代モビルスーツも接収されてしまった。だが、投降しなかったジオン軍の残党たちはデラーズ・フリートに集結し、屈辱を晴らすべく新ガンダムを強奪して武装蜂起をたくらんでいた……。終戦からわずか３年後のため、登場する兵器のほとんどが１年戦争で活躍した機体そのものか、一部改修されバージョンアップしたものと設定されている。地球連邦軍側ではジムが制式化されて数年が経過しており、１年戦争を生き延びたベテランパイロットが多数いるという基本設定となっている。一方、ジオン軍残党側では標準的モビルスーツ《ザクII》はもちろんのこと、海兵隊仕様の《ゲルググマリーネ》など、雑誌・模型展開から出発したＭＳＶ（ＭｏｂｉｌｅＳｕｉｔ　Ｖａｒｉａｔｉｏｎ）のような要素を積極的に取り入れている。第１話他では１年戦争の決戦のひとつ「宇宙要塞ソロモン攻略戦」が回想シーンで登場し、「ソロモンの悪夢」と恐れられたアナベル・ガトーの活躍が新作で描かれている。デラーズ・フリートの攻撃目標が、地球連邦軍に接収されたコンペイトウ（ソロモンを改称したもの）となっているのも、本作と１年戦争との地続き感を増強している。 ↑TOPへ戻る ・機動戦士ガンダムＭＳイグルー−１年戦争秘録− ２００４年〜２００５年　監督：今西隆志 宇宙世紀００７９年、後に《１年戦争》と呼ばれるジオン公国の独立戦争――その裏側には数多くの試作兵器が存在していた。続々と持ち込まれる「新兵器」をテスト運用し、評価する試験支援艦ヨーツンヘイムの人びとの視点から、歴史の影に消えていった男たちの姿を浮き彫りにする。 映像表現はメカも人物もフル３Ｄ-ＣＧを採用。『００８３』の今西監督のもと、デザイナーも出渕裕、カトキハジメ、山根公利、荒牧伸志とミリタリー方面に強い精鋭たちが結集。誰も知らない「１年戦争」の実相が、いま克明に描き出される！ 第１話「大蛇はルウムに消えた」 独立戦争初期、あのシャアが軍功をあげた「ルウム戦役」を初めて映像化！　宇宙艦隊の砲撃戦の中、艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」が切り札として投入されたが……。 モビルスーツの実戦投入の招く驚くべき結果とは？ 第２話「遠吠えは落日に染まった」 ジオン公国軍によるモビルスーツ《ザク》部隊の地球降下作戦を映像化！　制式不採用となった試作モビルタンク《ヒルドルブ》がアリゾナの荒野を疾駆する。だが、そのターゲットとなった相手は……。 第３話「軌道上に幻影は疾る」 《ザク》をしのぐと喧伝される新型モビルスーツ《ヅダ》。そのプロパガンダに隠された真意とは何か？　宇宙空間で連邦軍モビルスーツとの激戦が始まるとき、哀しきファイターの命運が明らかになる！ ・機動戦士ガンダムＭＳイグルー−黙示録００７９−    ２００６年　監督：今西隆志 「１年戦争秘録」に続く第２期シリーズ。第６０３技術試験隊に与えられた過酷な新任務を通じ、宇宙に散っていった「男たち」の輝かしき魂を描き出す。 第１話「ジャブロー上空に海原を見た」 大戦も佳境に入り、宇宙での決戦を前に南米ジャブローから続々と連邦軍艦艇が射出される。それを宇宙空間から降下して急襲迎撃する「モビルダイバーシステム」。制御ユニットはズゴックがベースだ！ 第２話「光芒の峠を越えろ」 いよいよ終盤戦。地球連邦軍はジムとボールの大部隊でジオン軍宇宙要塞ア・バオア・クーへ進撃する。だが、ジオン側も駆逐モビルポッド《オッゴ》を準備し、実戦経験に乏しい年少兵たちを乗せていた……。 第３話「雷鳴に魂は還る」 ア・バオア・クー攻防戦で、ジオン軍側は持てるすべての戦力を投入する。その中で第603技術試験隊の見たものとは？　ビグロをベースにしたモビルアーマー《ビグ・ラング》の驚くべき目的を見届けよう！ ・劇場版 機動戦士ガンダム ・劇場版 機動戦士ガンダム／特別版 ・劇場版 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 ・劇場版 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編／特別版 ・劇場版 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 ・劇場版 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編／特別版 ｉＴｕｎｅｓ Ｓｔｏｒｅで話題になっているアニメミュージッククリップ、通称ＡＭＣ。アニメの音楽に載せて本編映像などが演出されたミュージッククリップなのだ。今回、ガンダム芸人で有名な土田晃之が、名曲『哀 戦士』を自ら映像を演出、編集指示を出して、オリジナルのAMCを作成したのだ！ ↑TOPへ戻る このメールはBANDAICHANNEL Newwws！号外です。 BANDAICHANNELのメルマガ登録をしていただいたお客様に配信しています。 配信の停止、配信先変更をご希望の方は以下のURLにて手続きを行なってください。 ● パスワードをお忘れの場合 https://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/members/mbr_refer_pre.cgi ● 配信先の変更をご希望の場合 https://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/members/mbr_proc_select.cgi ● 配信停止をご希望の場合 https://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/members/mbr_proc_select.cgi ● その他、本メールに関するお問い合わせ support@b-ch.bandai.co.jp 編集・発行 BANDAICHANNEL http://www.b-ch.com/　©BANDAICHANNEL Copyright BANDAICHANNEL CO., LTD. All Rights Reserved. ©創通・サンライズ