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屍者の帝国

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求めたのは、21グラムの魂と君の言葉

“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。その行為は、諜報機関「ウォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。それは、100年前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話す最初の屍者ザ・ワンを生み出す究極の技術が記されているという「ヴィクターの手記」の捜索。第一の手がかりは、アフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の司祭にして天才的屍者技術者アレクセイ・カラマーゾフが突如新型の屍者とともにその地へ姿を消したという。彼が既に「手記」を入手し、新型の屍者による王国を築いているのだとしたら・・・?フライデーと共に海を渡るワトソン。しかしそれは、壮大な旅のはじまりにすぎなかった。イギリス、アフガニスタン、日本、アメリカ、そして最後に彼を待ちうける舞台は…?
魂の再生は可能なのか。死してなお、生き続ける技術とは。「ヴィクターの手記」をめぐるグレートゲームが始まる!

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(C) Project Itoh & Toh EnJoe/THE EMPIRE OF CORPSES

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ファンの声(2件)

心の叫び

あああ、
意識感情や、配偶者なんぞを求めないでくれ!

もっと他に望むべきものが在るはずだろうに!

そう心の中で、つい叫んでしまった作品でした。



懐かしい光景や題材、逸話が、
上手く幾重にも再構成されて登場して来る処が見所の1つに思います。

ネタバレあり

マッドサイエンティスト

己が欲望になんと素直なことか、本作の科学者達は・・。純粋な欲望に忠実なことは、悪劣なのか、崇高なのか、人がこしらえた倫理など、言葉遊びに等しいのかもしれませんね。今後も何度もそれを壊しては作り直すを繰り返して進歩?していくんでしょうか、狂気(マッド)な話です。

スタッフ・キャスト

スタッフ
監督:牧原亮太郎 / 脚本:瀬古浩司/後藤みどり/山本幸治 / キャラクター原案:redjuice / キャラクターデザイン:千葉崇明 / 総作画監督:千葉崇明/加藤寛崇 / 色彩設計:橋本賢 / 美術監督:竹田悠介 / 3D監督:西田映美子 / 撮影監督:田中宏待 / 編集:肥田文 / 音響監督:はたしょう二 / 音楽:池頼広 / アニメーション制作:WIT STUDIO / 制作:Project Itoh / 配給:東宝映像事業部 /

キャスト
ジョン・H・ワトソン:細谷佳正 / フライデー:村瀬 歩 / ハダリー・リリス:花澤香菜 / フレデリック・バーナビー:楠 大典 / アレクセイ・カラマーゾフ:三木眞一郎 / ニコライ・クラソートキン:山下大輝 / M:大塚明夫 / ザ・ワン:菅生隆之 /

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