ジンとキールの声がイメージ通りでとても良かったです。放送からだいぶ経っているようですが、原作の言葉遊びや眩暈がするような美術を予算の許す限り映像で表現しようとする意欲が感じられ、特に劇伴がうまく作風とマッチしていることもあり、既に漫画で読んでいてもアニメで観る価値のある作品だと思いました。アニメオリジナルエピソードがクライマックスの「ザザの仮面武闘会編」に向かう途上のお話として織り込まれており、この2話もとても良かったです。惜しむらくは私も含めファンも多いであろう「JING ON AIR」編が入っていないことですが、NHKの放送コードに照らして映像化することが難しかったであろうことは想像に難くありません。OVAの「7th Heaven」編も含め、原作ファンで未視聴の方は有料であっても一度観てみることをおすすめします。
Lv.107
「OVA 神秘の世界エルハザード」へのコメント≫コメント3件をすべて見る
13月の革命
異世界モノの嚆矢とも言えるOVAであると思いますが、その割りに話にしっかりとケリをつけるところに当時の価値観との違いも感じられ、初めて視聴したにも関わらず懐かしさを感じる作品でした。通してみると「このエピソード要る?」と感じられる部分もありますが、そこも含めて当時の味わいだと思います。最後には何だかんだ感動してしまい、視聴後にとても爽やかな感じが残ることはまぎれもなく本作オリジナルの魅力であり、現在まで名前が残っている理由であると思います。作中で最も魅力的なのは言うまでもなく機械人形のイフリータですが、無駄に有能なネコ族のウーラもめっちゃ好きです。
通報する
「鉄人28号」へのコメント≫コメント2件をすべて見る
ある時は正義の味方、ある時は悪魔の手先
1話を観た段階で「なんだか暗いな」と思いましたが、SFロボットアニメであるにも関わらず、驚くことに話数を重ねるごとにどんどん暗くなります。しかしながら、チャーミングな高見沢秘書や意外とタフな大塚署長、もうこっちが主人公ではないかと思わせる苦労人の敷島博士など、魅力的な登場人物に救われて最後まで飽きずに視聴することができました。何かにつけ戦後のあれこれをアニメで語ろうとするところがあり、年のいったオタクが居酒屋で管を巻いているような印象は否めませんが、全話を通して視聴すると、金田少年の成長を見守ることができて感慨深く思えるような良い作品に思えます。
通報する
「王ドロボウJING」へのコメント≫コメント1件をすべて見る
JING ON AIR
ジンとキールの声がイメージ通りでとても良かったです。放送からだいぶ経っているようですが、原作の言葉遊びや眩暈がするような美術を予算の許す限り映像で表現しようとする意欲が感じられ、特に劇伴がうまく作風とマッチしていることもあり、既に漫画で読んでいてもアニメで観る価値のある作品だと思いました。アニメオリジナルエピソードがクライマックスの「ザザの仮面武闘会編」に向かう途上のお話として織り込まれており、この2話もとても良かったです。惜しむらくは私も含めファンも多いであろう「JING ON AIR」編が入っていないことですが、NHKの放送コードに照らして映像化することが難しかったであろうことは想像に難くありません。OVAの「7th Heaven」編も含め、原作ファンで未視聴の方は有料であっても一度観てみることをおすすめします。
通報する