バンダイチャンネル

クチコミ★ファンの声

作品別コメント一覧最新のコメント≫24時間 (1件)≫1週間 (29件)

太陽の牙ダグラム」へのコメント

この作品を視聴する


ネタバレ戦争とは何かを教えさせてくれる

戦場で戦うロボットアニメは、ロボットや主人公とその周辺の人にスポットライトが当たり
戦争全体の動きが見えないものが、ほとんどです。

ですが、この作品は視点がまったく異なります。
戦争が起こる社会的状況(地球とデロイア星の関係や、そこに暮らす人々の問題)と、
仕組まれた戦争のメカニズムとその裏にある目的、真の独立とは何か、
今、日本のおかれている立場やアラブの春と、どうしても比較してしまいます。

力(武力)でなければ、自由は勝ち取れないのでしょうか?
「対等の立場」とは、いったいどんな状態を言うのか。
「対等の立場」を維持するには、武力に頼るしかないのでしょうか?
この作品は、今世界で起こっている、紛争のニュースを考えるとき、充分参考になります。

見終わって、極めて良質の政治小説を、読んだ気分になりました。

通報する

こう思ったのは私だけはないはず!

このアニメを見て、初めに思い浮かんだのが…親父も参加した70年安保闘争が浮かんだ。
正義とはなにか?なにを持って正義なのか?
そして、ふと親父の言葉を思い出した。『悪でも勝てば、それが正義となりうる。』という言葉だ。
この作品は、忘れていた親父との思い出を思い出させてくれたアニメだった。
そして、若さという熱き時代を生き抜いたヒューマンドラマとそれを取り巻く大人たちの光と影。
まさに、珠玉の作品である。
アニメの可能性を私の中で増幅させてくれた。

通報する

ネタバレこの作品はリアルロボットアニメではありません

ダグラムは、人間を書いたアニメであって、おまけでCA等のロボットが出てくるだけです。近年のアニメに見られる視聴者に媚びたキャラは皆無。ストーリーの内容も、今これを作れば間違いなく打ち切られると言って良い程に泥臭いヒューマンドラマです。放送当時、メインスポンサー(タカラ)が良かったため、当時の他の作品が打ち切られる中、現在では考えられないような長編作品になってます。この70話超という長い作品を見るなら、じっくり腰を据えて観て下さい。まさに、今現在の世界情勢の縮図を見るが如く話が進んで行きます。リアル系としては、恐らくボトムズと並んで最高傑作とも言える作品です。
なお、第1話はスポンサーのクレーム(「ロボットアニメなのに第1話から主役メカが登場しないのは何事か!」といった内容)によって、急遽パイロットフィルム等を編集して作られたため、実際は第2話が1話となります。

通報する

素晴らしき大河ドラマ

30年ぶりに見た。当時はあまり動かないロボ戦だと記憶していたが、意外や意外
結構派手に動いている。
ダグラムのチート性能は変わっていなかったが。
年を取ってから見ると、ドナン・カシムの凄さは惚れ惚れとします。
ラコックの野心やデスタンのクズぶりも輝いて見えて、逆にクリンたちの青臭さが鼻につく
ようになり、自分が年寄りになったことを実感しました。

通報する

ネタバレ武骨で硬派なヒューマンドラマ

かなり硬派で、今のロボットアニメに見られるような格好良さやお洒落さ、また萌え要素も全くありません。

大人たちの政治的・外交的な駆け引きに翻弄され
組織の一部としての活動に葛藤する主人公の少年たちの姿は古典的なスポコンアニメのようで
鬱陶しさや暑苦しさを感じるかもしれません。

人物の描写が濃い割に、肝心のメカの戦闘シーンはかなりぞんざいで苦笑してしまいます。
特に、脚を撃たれて折れて倒れただけで大爆発してしまうCAは滑稽極まりないです。
(それでも当時は玩具やプラモデルがたくさん売れたそうです)

かなり辛口になりましたが、私個人的には本作は重厚で濃厚な人間ドラマで大好きです。
特に、病に伏しても威厳と貫禄を失わないドナン・カシム氏は鳥肌モノの格好良さです。
政治屋や軍人、革命家のオッサンたちに萌えられる方はどうぞ。

通報する

なんのことはありません…ただの大河ドラマです。

ロボットアニメと思ってみると痛い目(?)をみます。
リアルロボットアニメとも微妙に分類が違う気がします。
強いていえば…大河ドラマというか。
べらぼーに長いので視聴には苦労があるかと思いますが、
その価値は十分にあると思います。

まったく余談ですが、登場人物の喫煙率が異常に高いです。
そこまで吸わなにゃならのか とツッコミたくなるくらいw

通報する

今じゃ考えられないほどの長編ですが…

当時これほどの長編をよく放送したものだと思います。

ゲリラから反乱軍、反乱軍から連合軍と規模が大きくなっていく仲間たち、
ラコックの政治的策略等、見所が沢山ありますが全75話もあるので随所にある魅力を書き綴ることは出来ません。

もし一話から最終話まで見たのなら、もう一度一話の冒頭部分を見ると感動しますよ!

通報する

ガンダムとは違うリアル

高橋監督は言ったそうです。ダグラムよりうまくつくって見せると。青き流星sptレイズナーを。私はダグラムを見るまではそうだろうと思っていましたが、今は言います。ダグラムの方が作品として、うえではありませんかと。

通報する

当時の時代が求めたアニメ

ガンダムのヒットにより、視聴者もロボットアニメにより「リアルさ」を求めるようになった頃の作品
人型兵器であるコンバットアーマーも、「顔」の部分が単なるコクピット(のキャノピー)であり、ミサイルポッドなどの副兵装にも、現存する兵器の兵装によく似た意匠が施されているなど、作り手側が「ミリタリー的な面」をより推し進めたと言える
内容も地球・デロイア間の国交・政治的な虚々実々の駆け引きなど、子供にとっては少々ハードな側面も含まれており、当時視聴していて理解できず、しかし大人になり改めて見返してみると、理解・納得できる部分も多い
内容が少々「地味」とも言えるため、当時は視聴率的には余り芳しくなかったように記憶しているが、プラモデルやデュアルモデルなどの玩具関連の売り上げが好調だった為、全75話という長尺となった
後半が少々ダレてしまった印象もあるが、ある意味「時代が求め後押しした作品」とも言えるだろう

通報する

ネタバレ汗臭い・男臭いドラマ

今時このような大作を長期にわたってやるところがどれだけあるかといったら語弊があると思うが、非常に重厚な内容。政治の表裏がいい意味でもいやらしい意味でも露骨に現れる策謀の数々がすごい。また特にゲリラの若者達の、理想は高いものの、血気盛ん故に死に急ぐシーンも泣ける。はっきり言って救いがどこにあるのかわからないラストですが、その過程は観るに値します。

通報する

▲TOPへ戻る

クチコミ★ファンの声コメント投稿一覧。アニメ・動画配信のバンダイチャンネル