日本特撮の最高峰 平成ガメラ3部作

UPDATE:2013.10.18

日本特撮の最高峰 平成ガメラ3部作

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ガメラ生誕30年記念として平成の御世に甦ったガメラ! そのルックスは巨大なカメそのものながら、日本の誇る大怪獣の一角だ。この三部作は、特技監督である樋口真嗣氏の手掛けた迫力の映像もあって、数々の映画賞を受賞。今なおファンの間で語り草となっている特撮映画なのだ。そんなガメラ三部作をバンダイチャンネルでは10月より配信開始。そこで、まずはガメラ三部作をおさらいしていこう!

ガメラ 大怪獣空中決戦

CGと特撮が融合した“ガメラ”の復活 [ガメラ 大怪獣空中決戦]

 徳間書店傘下だった時期の大映が、ガメラ誕生30周年記念作として製作した平成ガメラシリーズの第1作となるのが本作だ。予算は6億円と大きくなかったが、金子修介監督、伊藤和典脚本、樋口真嗣特技監督という実力派若手が集結したことで、新時代の特撮映画が誕生することになった。
 物語を昭和ガメラの続編にはせず、新設定のリメイクにしたことで、自由度の高い作劇が展開。この時期から特撮に使用され始めたCGと、伝統的なミニチュア特撮が見事にシンクロして、リアリティとダイナミズムを重視した主役ガメラの描写が続出した。CG技術は現在と比べれば格段に落ちるはずだが、決して古さを感じさせないのは、樋口特技監督とCGスタッフの、抜群の特撮センスの良さのおかげだろう。
ヒロイン・中山忍は、本作で第19回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞している。

ガメラ 大怪獣空中決戦 視聴はこちら

ガメラ2 レギオン襲来

宇宙怪獣レギオン VS 守護神ガメラ [ガメラ2 レギオン襲来]

 前作の好成績を受け、急遽、製作された平成ガメラの第2弾である。前作よりもSF設定が濃密になり、ガメラが守るべき対象が人間だけではなく、全ての生態系、そして地球そのものという設定が、より鮮明になったSF怪獣映画である。
特撮もさらにスケールアップ。宇宙から飛来した怪獣レギオンと自衛隊、ガメラのバトルを、アニメや洋画で育った若い観客が望んでいた、ダイナミックな映像で描き切っている。
 ガメラのデザインも前作に比べて精悍になり、生物的リアリティが増加。飛行時には両手をウイング状に変形させる新フォームが登場。平成ガメラのオリジナリティが強調され、好評を博した。
 本作は、第17回日本SF大賞、第28回星雲賞映画演劇部門・メディア部門賞を受賞している。

ガメラ2 レギオン襲来 視聴はこちら

ガメラ3 邪神(イリス)覚醒

平成ガメラ三部作完結編 [ガメラ3 邪神(イリス)覚醒]

 平成ガメラシリーズの完結編として製作された第3作。前作から3年後を舞台に、ある村で覚醒した謎の生命体イリスとガメラ、それを取り巻く人々との戦いを描いている。怪獣映画のタブーでもあった「怪獣の戦いの巻き添えになった人間」というテーマに挑み、シリアスなドラマが展開。イリスが、勾玉を通して人間の少女と交信をしたりする等、アンチ・ガメラ的な存在として登場し、最終決戦では、JR京都駅で怪獣映画初の屋内戦を披露する。CGを駆使したイリスの描写は必見である。
 再び、人類に危険視されるガメラのデザインは、全体的にますます刺々しく変化し、顔つきも、眼球の白目部分が緑色になるなど険しい表情となっている。
 本作は、1999年日本インターネット映画大賞日本映画作品賞を受賞している。

ガメラ3 邪神(イリス)覚醒 視聴はこちら

平成ガメラ三部作は福井晴敏氏も推薦!

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