深夜枠のアニメがあからさまに萌えに流れていってしまった時期に、結城信輝氏の、萌えに反する絵で、見た目にも新鮮だった作品。いい意味で過去の作品(アニメ問わず)のオマージュだらけで、うまいアレンジに大人が喜ぶつくりになっている。
深夜なのでチープかと思いきや、緩急と構図の工夫でチープさを感じさせない。それでも相当無理してると思いますが、久々に情熱を感じさせる良作です。色彩設計(ていうの?今は)を中山久美子氏が担当しているせいか、基本コンピューター作業が多くなっていた当時でも、変な色とびも少なく、安心できる配色。最近の血の気のない配色になりがちなアニメには見習ってほしい。
でもあれです。基本大御所だらけですね。この作品。またこういう熱いのやってほしい。
もっと書きたいけど、字数が足りないのでこの辺で。。。