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旭日の艦隊 第1話(35分)
超戦艦日本武尊出撃
運命の開戦から4年目の照和20年、後世世界ではいまだ大戦終息への道程は遠かった。「紺碧艦隊」の存在は米国を牽制するのに充分な抑止力を発揮していたが、世界制覇を目論むヒトラーの台頭を許してしまった欧州は、第三帝国に蹂躙され、混迷の度合を一層深めつつあった。窮地に追い込まれていた英国と単独講和を果たしていた日本は、8月15日、後世日本が誇る最強不沈戦艦「日本武尊」を旗艦とした、40隻からなる「旭日艦隊」を援英派遣軍として出撃させた。大西洋には強敵「Uボート」がその強靭な牙をむいて待ち構えていた。そして、喜望峰沖で遂に日独の初海戦が行われたのである。