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ノワール(NOIR)

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ノワール―それは穢れなき罪びとたちの、凍てついた魂の名前。

現代からほんの少し先の未来。過去を失った主人公・夕叢霧香と、ヨーロッパの暗黒街を舞台に「裏の仕事」に生きる仕事人・ミレイユ・ブーケ。とある事件がきっかけで二人はコンビを組み、裏社会の仕事人として仕事を始めることになる。ユニットの名は「ノワ−ル」。実は、その名前には彼女たちの思いもつかない深い意味が隠されていた。しかし、2人に忍び寄る謎の組織「ソルダ」の影…。ソルダの正体・目的は? そして「ノワ−ル」の名が持つ真の意味とは?共通の敵と死闘を繰り広げるうち、霧香とミレイユの間には真のパートナーとしての絆が芽生えていく。失った過去を取り戻す霧香の戦いが、家族の復讐を誓うミレイユの戦いが、今、始まる。

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(C)2001 月村了衛・ビィートレイン・フライングドッグ

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関連作品

ファンの声(16件)

雰囲気に身を委ねて見れる作品

学生時代にリアルタイムで追っかけていたんですが途中で見れなくなったいたので
ずっと探していました。バンダイチャンネルさんもう一度見る機会をくれてありがとうございます。
作品はもう20年以上経っているんで、いま見ると結構アクションシーンの表現や設定に違和感を感じてしまいますが、言葉で説明するシーンをそこまで入れることなく、作品の持つ独特の雰囲気(特に背景や色彩、BGM)に身を委ねられる感じが何とも心地よく思いながら見ていました。きっとそこがこの真下さんって監督の関わる作品を観たいって思わせる魅力とというかそういうやつなんでしょうね。と改めて思います。
余談ですが全話ちゃんと見た後でもやっぱり自分は霧香よりもクロエが一番大好きでした。

ネタバレあり

色んな人にきっと見てほしい

「美少女ガンアクション三部作」の一つとして本当にいい作品でした。
MADLAXから見たので前後逆になる形で見たのですが、NOIRを見てから後続作品を見ることで作品世界の深まりや、作品を作るうえで改善されてきたことなどが良く感じられると思います。
激しい展開の起伏こそありませんが、日々の淡々とした営みの中に確かに忍び寄ってくる脅威を梶浦由記の音楽と、ゆったりとしたOPEDで感じることができ、いい意味で常に緊張しながら見続けられる作品だと思います。
ぜひいろんな人に見て、自分がどう感じたかじっくり考えてほしい作品です。

観れば観るほど味が出る

この作品は10年程前に観たことがありましたが、作品が醸し出す雰囲気や、台詞の奥深さに魅了された記憶がありました。今回改めて観てみると、以前観た時には気づかなかった部分が見えてきたりして、とても新鮮な気持ちで視聴できました。

もしかしたら、数年後に再び観たら、さらに新しい発見があるかもしれない。人生経験を積めば積むほど見えてくるものがある、良質な作品です。

視聴をお勧めします

少し古いアニメですが、ぜひご覧になってください。ストリー性や細部が丹念に描かれていて、1話見ると一気に作品に引き込まれてしまいます。

オープニングナレーションが印象的な作品

ノワール
其は古よりの運命の名
死を司る二人の処女
黒き御手は嬰児の
安らかなるを護り給ふ

オープニングナレーションが印象的な作品
視聴を終えて1年経ちましたが、たまに思い出します

組織ソルダの設定が興味深かったです
元は戦の被災者のキリスト教系の互助会のようで
救済活動に暗殺など手段を選ばないので地下組織
後に原点から離れ世界を差配するようになると
原理主義派と現実主義派が争うようになり
ノワールが必要だったり邪魔だったり

妄想
中世の頃、南仏にアルビジョア十字軍が派遣され
戦乱と異端狩りで南仏は荒廃しますが
十字軍主導者のシモン・ド・モンフォールやルイ8世が死亡しています
(ノワールが暗殺の設定が入れられそう)
夫ルイ8世の事業を引き継ぎ南仏を制圧したのは摂政ブランシュです
(ブランシュは白の意、黒の反対、皮肉)
アルビジョア十字軍が舞台の剣アクションのノワール外伝
来ないか……

ネタバレあり

すごいいい話なんだが

作品が古いから、抵抗ある人いるだろうけど、最後まで見ることお勧めします。

何かに似てると思ったらw

 キャラや女の子のガンアクション、MADLAXに似すぎてるな~と思ってたら、「少女と銃」のコンセプトによる三部作の第一弾だったんですね。どおりで薄~い構成や途中で大体分かるオチなどというところが似てると思ったんですよwにしても昔のアニメはゼイタクですね。全26話も使って描いたのが、言葉は悪いですけどこの程度の内容の作品なのだから。コードギアスやヴァルブレイヴ、ガルガンティアなどその他沢山の名作の全話徹しての構成の濃さが如何に凄いか判ろうというものです。(個人的見解が多々含まれていますw)
 本編冒頭の映像とナレーション、更にクロエが登場した時点でミレイユが本来の霧香のパートナーではない、真のノワールとは本来二人で一つのモノだということはすぐ知れます。作中で描写されていくソルダ云々や試練と称した選抜などの要素も濃いものではありません。MADLAX同様、全体的に薄い内容になっていて残念です。

ネタバレあり

最後まで見ないとわからないです。

あまりにも過酷過ぎる少女たちの運命、見るのを止めようかと思ったが作者が何を意図してるのか、誰が選ばれるのか、真のノワールの真は何を意味するのか、夢中になってしまった。最後に全てが分かり感動した。ただ内容が内容なだけに画像は暗く重い、少女たちも地味目で敵キャラはいつも同じ様な感じ、ガンプレイもそれなりに怪我もしてリアルだがどこかのスパイ映画のようなありきたりな感じでアニメでなくてもと思ってしまった。その点マドラックスのほうがカッコ良くてガンアクションに華がある。どんなに撃たれても当たらないという通常ならあり得ないんだけどインパクトがある。オープニングの感じが両作品とも似たような感じなのが気になるがどちらもいい作品だと思う。地味派はノワールで派手派はマドラックス。

ネタバレあり

主よ、我等を救い賜え

salva nos, deus
梶浦 由記さんの名曲salva nosが全編に流れ、Corsican Corridor、Le Grand RetourやLullaby、Melodyなど素晴らしい音楽が哀しく緊張感に満ちたドラマを盛り上げます。Ode to Power、Solitude by the Windowもいい曲です。どれも耳に残る必聴の劇中音楽。
このお話は、夕叢 霧香(桑島 法子)、ミレイユ・ブーケ(三石 琴乃)、クロエ(久川 綾)、アルテナ(TARAKO)の4人の女性の暗い暗い物語。「愛で人を殺せるなら、憎しみで人を救う事もできるだろう」人の世の闇の部分を歩く登場人物たちの切なさに引き込まれます。

銃アクションとしてはありかな?

結論から言うと、結局何がしたかったのかよくわからない作品でした。
世界観も含めリアルな部分と虚構の部分の差が大きく(ありえないくらい相手は即死というのはいくらなんでも…)、またストーリー構成上重要なはずの目的の意味や謎の説明がほとんど解決しないまま終わったという感じです。
このシリーズ(少女と銃?)3部作の原点ということで、銃などの戦闘アクションはかなり良かっただけに勿体無い気がします。
ただ、主題歌がALI PROJECT、音楽が梶浦由記さんなので耳に心地よかったですね。

ネタバレあり

淡々としてるけど退屈はしない

淡々と紡がれる物語の中を時折通り過ぎていく印象的なフレーズやシーンが心地よい
こういう作品は希少で貴重

蠱毒(こどく)の話

人は生まれで育つのか?
環境で育つのか?

運命に抗いながらも
一生懸命自分を生きていこうとする女の子達の話

こゆ話嫌いじゃありませんd(⌒ー⌒)!

ネタバレあり

THE 雰囲気アニメ

音楽・映像両面を最大限に使った叙情的な演出が見所。
淡い色彩で描かれるセル画によるアナログ作画が梶浦由記による重厚な音楽と重なって、ヨーロッパのドライな暗黒街を個性的な味わいでもって飾り立てています。

真下耕一作品。とりわけその代表格である美少女ガンアクション三部作の中でも、こと雰囲気作りという面においては頭一つ抜けでたクオリティを誇っています。後の2作ではどうもデジタル作画のパキッとした色彩が浮いていたので、今作でのアナログ手法の選択は間違っていなかったのかも。

ストーリーはかーなーり薄く間延びした作りで、リアリティもさほど重視されていませんが、美術品を眺めるような感覚で見れば、なかなか楽しめる作品なんじゃないでしょうか。

究極のどん詰まり

人間の共同体意地のための様々な英知も確かに究極の誤りに近いのかもね。そして愛がそれを何とか超えられるのかもね。

ウテナのファンは見るといい

音楽が大変よろしい。
ゴシック音楽のように重厚、合唱曲も荘重で雰囲気を盛り上げる。
クロエと霧香では似すぎていて、ダメだったんだと思う。
似ている者同士は危機に遭ったとき、同じ反応をして共倒れになる危険性が生じる。
アルテナがコルシカの娘を放置して、他の二人とまったく違う環境で育てさせたのも、その辺の可能性を見越してのことだろうと思う。
その意味では、アルテナの眼は正しかったと言えよう。

ネタバレあり

物語終盤 悲痛な思いに 涙します。

ヒトの遺伝子に刷り込まれた 強欲。
太古から繰り返される 蛮行。
だからこそ 何をすべきか 何をすべきでないかを 強く考えさせてくれる作品です。

見どころ

60年以上も前から、映画には「フィルム・ノワール」と呼ばれるジャンルが存在する。「ノワール」とはフランス語で「黒い」という意味。中心にあるのは暴力と殺人、物語を彩るのは孤独と退廃だ。登場人物の示すペシミズム(厭世観)は、ハッピーエンドを拒絶する……と書けば、その後継者であるこのアニメの雰囲気が想像できるだろう。ただし画期的なのは、主人公がアニメの王道たる美少女コンビであることだ。そして真下耕一監督の特徴であるエキゾチックで切れ目のない音楽の使い方と独特の色彩が、彼女たちの華麗なる殺しをショーアップし、観客の黄昏れた情念をかきたてる。夜更けにグラスを傾けながら観るにふさわしい作品だ。【アニメ評論家・氷川竜介】

キャラクター

夕叢霧香

一見平凡で憂鬱な陰りを持つ少女。過去は謎に包まれている。ある日、突然、それまでの自分の生活がすべて捏造された記憶だったことに気づく。天性の戦士の才を有するが、それがなぜであるかは本人にもわからない。喜び、悲しみ、怒り、愛といった普通の少女が持っているべき感情が欠如している。ミレイユとともに行動することにより、そうした感情をすこしずつ体言していき、友情や愛に目覚めていくが、実はそれ自体が大きな謀略の一過程に組み込まれたプロセスだった・・・。

ミレイユ・ブーケ

フランス人。快活なパリジェンヌだが、実は一匹狼の仕事人。父親はコルシカ・マフィアの幹部だったが、ミレイユが子供の頃に何者かに惨殺された。幼いミレイユは恩人のもとで修行を積み独立することになるが、その目的は家族の仇を探し当てて復讐することだった。霧香を助け、コンビを組むことになったのは、幼い頃になくした形見のオルゴールを霧香が持っていたからである。当然ながら最初は霧香を厄介モノ扱いするが、しだいに彼女に対して心を開いていく。

アルテナ

謎の組織・ソルダの幹部。常に慈母のような微笑みをたたえた女性だが、その正体は不明。

クロエ

アルテナの忠実な部下。ソルダの暗殺者。霧香とミレイユに対し、自分を真の「ノワール」と名乗る。

スタッフ・キャスト

スタッフ
原案・構成・脚本:月村了衛 / キャラクターデザイン:菊地洋子+芝 美奈子+宮地聡子 / 音楽:梶浦由記 / 監督:真下耕一 / 制作:ビィートレイン / 製作:フライングドッグ /

キャスト
夕叢霧香:桑島法子 / ミレイユ・ブーケ:三石琴乃 / アルテナ:TARAKO / クロエ:久川 綾 /

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