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もっけ
奴らは居んのが当たり前ェ
見えちゃう静流と憑いちゃう瑞生
怪異に出会う姉妹の物語
姉の静流と妹の瑞生は見鬼（けんき＝妖怪が見える）、憑巫（よりまし＝妖怪に憑かれやすい）であり、彼岸のモノたちと何らかの関わりを持たずには生きていくことができなかった。そんな姉妹をどう育てようか思い悩んだ家族は祖父母の暮らす田舎に二人を預けることにして…。
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(C)熊倉隆敏・講談社／「もっけ」製作委員会
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ファンの声(1件)
ゾクッとくる妖怪物語。
妖怪が見える姉と、
妖怪に憑かれやすい体質の妹。
この二人が祖父母の田舎で生活していく物語。
妖怪ものとして有名なのは『夏目友人帳』でしょうか。
あちらが、ほろりとくる人情話で魅せるのに対し、
この『もっけ』という作品は、「妖怪」の姿を精緻に描写されていることに魅力を感じます。
私は特に煙々羅（エンエンラ）のお話が興味深く面白かったです。
皆さんも、きっと、面白いと感じるお話があるはずです。ぜひご覧ください！
見どころ
原作：熊倉隆敏。月刊アフタヌーン連載の人気漫画をアニメ化。「勿怪（もっけ）」と呼ばれる超常の存在に取り憑かれやすい妹と「見える」姉。妖怪に詳しい祖父のもとに預けられた２人の少女が、田園風景の中で遭遇する不思議の数々を描く。伝奇ものではあるが、登場する妖怪は怖い存在というよりは古来から伝わる豊かな自然の一部と位置づけられている。みどころは、柔らかな絵柄と自然界の美術、そして大人になりきっていない小中学生期の揺れる心。ささやかな心情のすれ違いやもつれ、そして交わりが「もっけ」の存在を介して鮮やかに描かれ、ドラマを紡ぎだす。川澄綾子と水樹奈々の声も、少女期特有の想いの振幅をビビッドに伝えてくれる【アニメ評論家 氷川竜介】
キャラクター
檜原静流
物静かで、おっとりした少女。瑞生に対しては面倒見のいい姉である。妖怪を見ることができ、その能力は見鬼と呼ばれている。見鬼であることを悩んでおり、その能力ゆえに出来事に関わっていく。
檜原瑞生
静流の妹。妖怪に取り憑かれやすい体質の少女。その体質は憑巫と呼ばれている。活発な女の子で、スポーツも得意。感情表現がストレートで落ち込む時にはドーンと派手に落ち込んでしまう。
お爺ちゃん
静流と瑞生の祖父で二人を預かっている。郷土史家であり、高い能力を持つ拝み屋でもある。人に憑いた妖怪を祓うことが出来、古来からの伝承や文学作品に登場した妖怪についても精通している。
三毛さん
檜原家の飼い猫。静流と瑞生にとっては小さな頃から他人に言えない経験や悩みを聞いてもらった特別な存在。
お婆ちゃん
姉妹の祖母。親元を離れた二人の母親代わりであり、いつも優しく二人を見守る。
檜原千歳（お母さん）
静流と瑞生の母親。
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作：熊倉隆敏 ／
掲載誌：講談社 月刊「アフタヌーン」隔月連載中 ／
監督：西田正義 ／
シリーズ構成：長津晴子 ／
キャラクターデザイン・総作画監督：河口俊夫 ／
美術デザイン：西田 稔 ／
美術監督：柴田正人 ／
色彩設定：吉田めぐみ ／
撮影監督：中村圭介 ／
音楽：池 頼広 ／
音響監督：三間雅文 ／
音響効果：倉橋静男 ／
音響制作：テクノサウンド ／
アニメーション制作：マッドハウス+手塚プロダクション ／
製作：エイベックス・エンタテインメント ／
製作：マッドハウス+講談社 ／
キャスト
檜原静流：川澄綾子 ／
檜原瑞生：水樹奈々 ／
お爺ちゃん：堀 勝之祐 ／
お婆ちゃん：京田尚子 ／
檜原千歳（お母さん）：三石琴乃 ／