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トム・ソーヤーの冒険
われこそはトム・ソーヤー。さあ、ぼくらの冒険が始まるよ！
いたずら好きのトム・ソーヤーと親友ハックが、周囲の人たちを騒動に巻き込みながら繰り広げる、冒険の数々と手に汗握るサスペンス。アメリカ開拓時代、ミシシッピー川沿いの小さな田舎町に住む少年トム・ソーヤーと相棒のハックはいたずらや冒険が大好き。イカダで冒険に出たまま戻らず、死んだと思われて行われた自分たちの葬式の最中に帰ってきたり、その腕白ぶりは村の注目を集めていた。ある夜、トムとハックは、ふとした事から、ある男が殺人を犯す場面を目撃してしまう…。
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ファンの声(5件)
楽しくて ハラハラ、面白いアニメーョン
アメリカの奴隷制度の時代のアニメーションです。
主人公トマス・ソーヤとその親友のハック、そして周りの人々との日常を描いた作品で段々と面白くなり見はまってしまいました。
奴隷という召使いにされた人々の話しもあり、とても悲しく感じたところもありました。
いつも思うことが、これらの世界名作劇場はどの作品も物語から現実に戻るまでに時間がかかるほどはまってしまうこと(笑)
あと どの作品も普段の日常が描かれていますが、とても意味のある内容ばかりで考えさせられるシーンや言葉など素晴らしいです。
また、絵も素朴でそれぞれの外国の風景や背景が描かれていて素敵で
何年経っても、大人になってからでも見たい作品ばかりです。
子供の頃と、大人になってから見たものでは感じ方や思いが違いますね。
今にない素晴らしい作品ばかりだと思います。
ベッキー=サッチャー
ベッキー、かわいいよベッキー。
予想外の過激さ
本作はトムの悪さん坊ぶりがメインなのですが
逃亡黒○奴隷や劇団員の夜逃げ、水死体
殺人、裁判などの描写があり
世界名作劇場のイメージからは思いもつかない
予想外の過激さが内包されており興味深いです
１エピソードに４話を使ったりしていますが
上記の刺激があり冗長さを感じずに視聴できました
最終話で無宿人のハックは大金を手に入れますが
そのために後見人を付けられ養子入りして自由を失います
何かを得ると何かを失うという話には唸らされました
あっという間に見ちゃった
懐かしさにつられて見始めましたが最近のアニメにはないあの頃の良さがてんこ盛りで一気に全話見てしまいました。久しぶりに声をあげて笑い心があったかくなりました。キャラクターの動きや表情、最高でした！
テンポが良い♪
子供の頃、リアルタイムで観ていた世代です
当時は「痛快で楽しいなー」ぐらいしか思っていませんでしたが
今、改めて観ると…
トムソーヤの「リーダシップの取り方」・「カリスマ性の出る行動」
ハックルベリーの「ブレない落ち着き」・「Ｎｏ２としての立ち振る舞い方」
などなど…
当時から意識して観れたら「人生の役にたったろうな～♪」と思わせてくれる内容です
特に、今からでもハックルベリーの「常に第三者的に自分を観れる」ってスキルは見習おうと思いました(笑)
学校に通っているのが白人だけだったり
召し使いが全員アフリカ系だったりと、当時特有の人種の描き方が生理的に受け付けない人も居るでしょうが…
とても面白く「人間社会」で生きていく為の良い教材にもなる作品だと思いました♪
キャラクター
トム・ソーヤー
セントピーターズバーグという村に住む、遊ぶ事が大好きなガキ大将的な男の子。冒険心が強い反面、優しい心も持っていて思いやりがある。両親に先立たれて、弟のシッドと一緒にポリー叔母さんに育てられている。
ハックルベリー・フィン
通称、ハック。トムの親友で冒険の相棒。酒飲みのお父さんから離れて一人で暮らしている。トムたちに手伝ってもらい、木の上に家を作る。学校にも行かずのんびり暮らしているのでトムにうらやましがられている。
ベッキー・サッチャー
セントルイスから引っ越してきた判事の娘。トムの憧れの的で、何とかしてベッキーの気を引こうと苦労する。多少お高くとまったところもあるが、やがてトムと仲良くなり“婚約”する。飼い犬シーザーがトムは苦手。
ポリーおばさん
トムの育ての親。旦那さんは亡くなって、自分の娘メアリー、トム、シッドと暮らしている。いつもトムのいたずらにキリキリ舞いをさせられているが、めげずにお仕置きをするたくましいおばさん。
メアリー
ポリー叔母さんの一人娘。トムとシッドには優しい姉のような存在。気球に乗ってやってきたアーサーという陸軍の技師と仲良くなる。
シッド
トムの弟で7歳くらい。トムとは正反対の、まじめな性格で勉強好きで、ポリー叔母さんの自慢の種。融通が効かなくてトムの悩みの種でもある。
ベン・ロジャース
トムのクラスメート。家は雑貨屋。トムたちと野球をする時にお店から持ち出したボールをなくしてしまい大慌てする。トムたちと家出をした時には、真っ先にホームシックになった。
インジャン・ジョー
インディアンと白人の間に生まれた町の嫌われ者。いつもは酒場で酒を飲んでいる。ロビンソン医師を殺して、その罪を酔っ払いのマフ・ポッターになすりつけようとするが、その現場をトムとハックに見られてしまう。
ドビンズ先生
どびん頭の学校の先生。トムを目の敵にしていて、トムが何かいたずらをすると、すぐにムチで打つ。実は髪の毛はかつらで、終業式の日に子供たちの面前でトムにあばかれてしまう。密かに医者を志している。
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作：マーク・トウェイン ／
脚本：宮崎 晃+清瀬 武+ほか ／
音楽：服部克久 ／
場面設定：坂巻貞彦 ／
キャラクターデザイン：関 修一 ／
作画監督：こさこ吉重+関 修一+櫻井美知代 ／
美術監督：阿部泰三郎 ／
プロデューサー：松土隆二 ／
演出：斉藤 博 ／
キャスト
トム・ソーヤー：野沢雅子 ／
ハックルベリー・フィン：青木和代 ／
ベッキー・サッチャー：潘 恵子 ／
ポリーおばさん：遠藤 晴 ／
メアリー：小沢かおる ／
シッド：白川澄子 ／
ベン・ロジャース：峰 あつ子 ／
インジャン・ジョー：蟹江栄司／内海賢二 ／
ドビンズ先生：永井一郎 ／