2008年放映当時はスマートフォンという単語は周知かされてなく、携帯電話といえば二つ折りが主流のころ。
その時代から目まぐるしく技術は進化し、明日未来という本作品のテーマが現実になったと実感。
二つ折りケータイが懐かしく思えるほど昔でもないが、
それでも不思議な違和感を生み出すフォンブレイバーのキャラクターが織りなす未来と、
必死に進歩するネットワーク技術とそれに伴うネットワーク犯罪に翻弄される人間たち。
ドラマはSFチックな非現実的なところもあれば、いやらしいほど現実味を増した泥臭い人間劇も混在する
多種多様なエピソードで、見る人を惹きつけてくれる。
昨今のドラマ制作が失ったワクワクドキドキハラハラシクシク、といった喜怒哀楽に満ちた内容はいろんな人に見てほしい。
アニメ的な写実的な幻想的なストーリーが、現実を明日未来へ誘うだろう。
オススメです。