タイトルとキャラクターの絵柄で誤解していました。3話位見ると「これは違うぞ」と身を乗り出すでしょう。巨大な建造物の中に人工知能。始まりから痛快でド迫力です。宇宙時代モノに良くある近未来設定が盛り沢山でテンポ良く話が進みます。しかも出し惜しみせずに前半から超展開に突入します。とにかく笑えるのが、人工知能の個性。引きこもりのニートですよ?。戦闘シーンでは、避ける描写が少なく、何でも激突します。ソーラレイの様な反物質砲(アブねー)をぶっ放しまくります。戦闘シーンで街に地震がおきるリアルさなのに、躊躇なく激突して壊れまくります。見ているほうが心配になる馬鹿らしさでした。惜しいのは登場人物の魅力がありすぎで、プロットが多すぎ。消化し切れてないのが勿体無かった。とはいえ昨今はアイデアとネタはないが、内面を深く掘り下げている軟弱なご近所モノが多いですから、古きよき時代の奔放さをもった作品と思えました。