前半は旅モノなのですが
ボスニア→クロアチア→イタリア→スイス→フランス
こんなに移動する作品は稀有だと思います
旅先での人との出会いと別れはオーソドックスですが
母娘のちょっとした焦りや油断からの消耗と窮乏、立ち往生は
見ていて非常にハラハラさせられます
祖父に早く会いたい一心で、無理なスイスの峠越えを選択し
峠越えの消耗で母親マリが倒れ、仕事で収入が得られず窮乏し
なんとかパリに辿り着くも、蒲柳の質だった母親マリは……
この後、パリを出てからも色々あり、てんこ盛りです
後半はペリーヌの出世&お家騒動&祖父との感動シーンです
もう、詳しくは書きませんが、こちらもてんこ盛りです
第1話で父のエドモンが既に土の中なのに面食らいました
ペリーヌの父親なんだから、少しは生前の様子を見たかった感じです
しかも、後半でビルフランが後継者として拘る重要人物です
どうして初っ端で埋めてしまったのか……