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みつばちマーヤの冒険
おしゃまな女の子マーヤの大冒険!!
ミツバチの国で生まれたばかりのマーヤは、好奇心が強くておしゃまな女の子。いつも、カッサンドラ先生を質問攻めにして困らせます。なぜミツバチは一人では暮らせないのか。外の世界はどうなっているのか。マーヤは何もかも知りたかったのです。ある日、マーヤは新鮮な驚きや感動を求めてミツバチの国を飛び出してしまいます。追いかけてきた友人ウイリーも巻き込みながら、バッタのフィリップやカブトムシなどと出会います。やがてマーヤは、スズメバチがマーヤたちの国を狙っていると知ります。
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ファンの声(1件)
一寸の虫にも五分の魂
マーヤは好奇心旺盛な性格のあまり身勝手で無鉄砲で何かとお節介を焼いたりします。挙句食糧不足を解消するために巣の外へ出たのにその目的もすぐに忘れ自由気ままに外の暮らしを満喫し始めるので、世間一般から見ればあまり好感は持てないでしょう。
それでも私はマーヤのような生き方に憧れます。
見どころ
ワルデマル・ボンゼルスによるドイツ児童文学の古典を、日本アニメーションが映像化。集団生活をいとなみ、本来は規律をなによりも重んじているはずのみつばち。だが、マーヤと親友ウイリーは、生まれ育った巣をはなれて冒険の旅に出ていく。みどころは、昆虫の生態を人間社会のさまざまな状況にたとえた物語と、マーヤの成長ぶり。バッタのフィリップをはじめ、旅の中でさまざまな虫たちに出逢ったマーヤたちは、他の生命を食べたり、無数の産卵をするそれぞれの生態を目撃。季節の移り変わりを生きのびることで、人生の意味を悟りはじめる。人間も同じ生命という観点で、はっとする部分は多い。マーヤの旅がしめす寓意の深みをぜひ味わってほしい【アニメ評論家 氷川竜介】
キャラクター
マーヤ
好奇心いっぱいで勇気のある正義感の強いミツバチの女の子。外の世界に飛び出すが、知らないことが多すぎて毎日が発見の連続。いつも何かを発見しては追いかけるので周りがハラハラさせられる。
ウイリー
マーヤを探してミツバチの国を出た、のんきでちょっとおとぼけな男の子。ミツバチ王国では優等生でとおっている。「待ってよ、マーヤ」と、マーヤを追いかけてばかり。
フィリップ
マーヤとウイリーの友人。気ままなトノサマバッタ。明るくて物知り。マーヤがピンチのときには大活躍。
カッサンドラ先生
ミツバチ王国の教育係として、マーヤたちにミツバチの誓いや、花や虫の世界について教えてくれる先生。マーヤの質問攻めや好奇心には手を焼いているが、一番心配している。
テクラ
クモの巣をはって甘い言葉で誘い込み、小さな虫たちを食べてしまおうとする、ずるがしこいジョロウグモ。マーヤたちはいつも危ない目にあってしまう。
スズメバチ
ミツバチの恐ろしい敵。ミツバチを食べる。
スタッフ・キャスト
スタッフ
原作：ウァイデマル ボンゼルス ／
原作：『みつばちマーヤの冒険』 ／
脚本：高橋二三+金沢 一+笹 ひかる ／
音楽：大柿 隆 ／
キャラクターデザイン：野部駿夫+白梅 進 ／
作画監督：野部駿夫+小川隆男 ／
美術監督：井岡雅宏 ／
プロデューサー：渡辺忠美+大場伊紘 ／
監督：斎藤 博 ／
キャスト
マーヤ：野村道子 ／
ウイリー：野沢雅子 ／
フィリップ：永井一郎 ／
カッサンドラ先生：麻生美代子 ／
テクラ：沼波輝枝 ／