良い作品です。
人は生き物を殺して食べています。
それはあたりまえのこと。
でも、それは殺される生き物にしてみればどんな思いなんでしょうか?
人が人を殺して人を喰らう。
おぞましいけれど、おぞましく呪われた行為ゆえに、それは超現実であり、限りなくリアルなんです。
人を殺した少女(歩未)は、人を食べたわけではないけれど、おなじ人間の生命を奪ったことで、人を殺して生きている狼(ルー=ガルー)になったのでしょうか?
少女(歩未)に希望(未来)があってほしいと作品の最後に思い願いました。
見終わってちょっと泣いてしまいました。
最後にもう一度、これは良い作品です。
ぜひ見てください。