バーム星と地球、一部勢力の陰謀により衝突することとなった両者の若者の間に芽生えた恋、その恋人同士が地球攻撃司令官の妹と地球の切り札・ダイモスの操縦者であったこと、そしてバーム側も地球側も好戦的な者と和平を望む者がいて、それぞれが対立するため物語が錯綜していきます。登場人物が誤解・すれ違いを重ねたまま次回に持越す事が多く、現在の動画配信では直ぐ次を見ることができますが、放送当時はモヤモヤした気分で一週間を過ごしたことを覚えています。
残念ながら本作は打ち切りとなったため、最後の4話に多くの様相を詰め込みすぎて消化不良になっている感はありますが、それでもロボットアニメを大人も鑑賞できるものに昇華しようとした、長浜監督始めスタッフ・キャストの熱意を感じることが出来る佳作です。
スパロボ名物となった三輪長官の活躍(笑)も楽しめます。最も、途中までイライラさせられること請け合いですが。