SAOやログ・ホライズンに多大な影響を与えた作品の１つである「.Hack」。
この「Quantaum」は壮大なストーリーの中では番外編にはなりますが「The World」という世界の光と闇をとても解りやすく且つ鮮明に描いていると思います。
MMORPGユーザーならニヤリとするシーン多数、ゲーム未経験者でも声優陣の好演により純粋に娯楽作品として楽しめると思います。
初めて.Hackシリーズを見る方には断然この作品がオススメです。

見ることでＭＭＯＲＰＧの世界に復帰したくなるほど、魂を揺さぶる作品でした。


ま、花澤香奈さんが好きなのも楽しめた要因のひとつであることは否定しません！

.hackシリーズに触れたのはこの作品が初めてですが、とても楽しめました。
ネトゲ世界と現実世界がそれぞれ丁寧に描写されていたので主人公達の立場や問題がとても掴みやすかったです。
あと、まさにファンタジー系RPGのようなネトゲ世界の雰囲気も綺麗に描かれていました。

.hackは初代のゲームプレイとアニメのLiminalityとSIGNを見た程度の知識で見ました。

主人公の女の子が結構コミカルな動きしてて見てて飽きなかったです。かわいい！
おなじみ？猫型ＰＣの子も等身低くて、モンスターハンターのアイルーみたいでまた愛らしかったです。
女の子の仲良し３人組がネットゲームするって環境にちょっとあこがれましたｗ
私のリアル友達で女の子でネトゲするって子いませんでしたからね(´ω｀）……

３話でサクッと見れたわりには面白かったですが、もうちょっと後日談とかほしかったかなあ・・・

カイトの女版？とあんまり見る気しなかったけど、見てみると面白かった！

本作はゲーム内とリアルが半々くらいの割合で描かれており、今までと異なる趣をもっています。
過去作からの引き続きのキャラクター/プレイヤーも１人だけ(Iyoten/アスタ含めても3人)、ゲームに続くなどの縛りもなく、ある意味.hackシリーズを最も素直に楽しめる一作です。

大きな風呂敷包みをもっていながら大して広げることもなく、そのまま畳んでしまうような展開も.hackシリーズの伝統です……って、これは不満な点かな。
謎解きを期待している人にはおすすめしませんが、ネトゲならではの言葉遣いや、バカだけど好感のもてる主人公など、雰囲気を楽しむのなら良いものが揃っています。パッケージ版のオーディオコメンタリによると、監督も結構なネットゲーマーだそうですよ。

特別アクション表現が凄いってワケでもないけど、最初からテンション高めな声で元気に動き回って視聴側の心をワシ掴み。そして建物・背景・キャラ「作画」の出来が素晴らしい。いくらOVA企画とはいえ３話で収めてしまったのがとても名残惜しく、願わくはもうちょっと続けて欲しかった…と思わせる作品。
お話としては.hackの世界観を多少知っていないと、「このシーンの設定ってなに繋がり？」とか初見ではポカンとさせてしまう表現があるので、前知識としてサイト掲載の「時代設定」を参考に他作品を観ておくと結構ハマります。