「一部に過激な描写、表現があります」とのことで、少し身構えて拝見したのですが、私には大丈夫でした。が、やはり好みが分かれるところでしょうね。
キレイなところ以外は見たくない方にはオススメできませんが、向き合うことができる方には見て戴きたいです。
内容的にはやはり石ノ森先生の世代らしい作品なので、今の世代の人には受け入れがたい思想などがあると思います。
話の流れは、副題の「神話」と言うにふさわしい様相を呈しています。
まるで日本神話を読んだ時のもやもやした気分が再現されていますw
この作品は娯楽作品ではなく、かっこいいアクション作品でもなく、「※※神話」なのだということを念頭に観れば、この作品がとてもよく理解できるのではないでしょうか?
「昔話」って、時に残虐で、時に怠惰、真実はぼかしてあって、考えさせられる。
そんな作品です。