一人ひとりキャラが立っている登場人物やセリフの合唱など
今川監督作品的な要素もありながら
日常を舞台に楽しいことや苦しいことがありつつも
けして悲しい気持ちでは終わらせない、優しい作品。
脚本家がシリーズ構成の今川監督以外全員女性だったのには納得。
父親の業を背負う子供とか、そーいうのはありません。
物語の舞台は京都。
各エピソードで風物詩やイベントなどが上手く使われてます。
長官の握り拳から水が湧き出たりとかはしませんが
鈴木ナナという登場人物に全ての登場人物が全力で関わりあい
作り上げていくドラマのワクワク感は「燃え」抜きでも通用すると感じます。
一点、今川作品なので勢い押しな部分はあるわけで、それが良い所でもあるのですが
最終回でちょいとかなり力押しで突き通したなーと思う所があってビビリます