始祖にして完成系、という本邦キャラクター映像史上空前の存在。
何年経っても全く作品内容が古びない絶妙な未来感覚で、
単なる懐かし番組に堕すことが全くない。
言いかえれば、いつでも見る者にとって新作であり続けるということ。
言葉もおぼつかない幼児からうるさ型の年配者まで、
誰もがそれぞれに楽しめる明快な娯楽性の高さも魅力です。
メジャー過ぎてキャラクターの存在や、カラータイマー、
スペシウム光線のポーズといったアイコンは知っていても、
案外番組そのものを真正面から見る機会は少ないかも知れません。
見放題になった今こそ、あえて真正面からこの超メジャー番組をガッツリ見て、
その特撮映像の圧倒的精度と、毎回読みきりで見せる多様なイマジネーション世界を
じっくり堪能すべき作品だと思います。
キャラクター・物語・映像表現・音楽・歴史的意義…すべてが完璧な、究極の作品です!