死者の魂が見え、声が聞こえる能力を持った主人公。一見ありがちな設定にも拘らず描かれた物語は素晴らしいものでした。最終回は涙がこらえ切れませんでした(つд・)
作中でも八雲自身が、自分には死者の魂が見えて、話を聞くだけしかできないことにいらだつ場面がありましたが、個人的にはそれがかえってこの作品の魅力になってると思えました。受動的な能力限定であるからこそ、登場人物たちが自分達で行動して、悩み、苦しみ、共に歩んでいくストーリーは感動しました。作中で一心が縁、絆といった言葉で表していた事こそが、八雲にあの悪意の魂の塊を撥ね退ける原動力を与えたんでしょうね。
原作小説はまだ続いてるそうなので、完結したらまた是非ともアニメ化して欲しいものです^^