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ゼイラム
おびただしい殺戮を繰り返し、奴は地球に向かった…。
不死身のエイリアン−「ゼイラム」
伝説の不死身の怪物（エイリアン）ゼイラムが、太陽系7番目の惑星に逃げ込もうとしていた。当局からゼイラム逮捕を請け負った女バウンティ・ハンターのイリアとコンピューターのボブは、一足先に7番目の惑星・地球にもぐりこむ。だが、宇宙法に定める地球の文明度数は36/100。「あらゆる活動の痕跡を残してはならない」、とある。やむなく彼らは議事空間＝ゾーンをゼイラムの進入進路に張り巡らし、その中で地球人に気付かれずにゼイラムと戦おうとする。しかし、ふとしたことからイリアだけではなく、地球人・神谷と鉄平もゾーンの中へ転送されてしまう。二人を巻き込んだまま、ついに熾烈な戦いの火蓋は切って落とされた!!
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ファンの声(2件)
三次元バトルヒロイン
和製B級SFアクションの傑作。
低予算でも面白い映画は作れる見本のような作品。
そして、自分にとっては三次元のバトルヒロインも素晴らしいものだと認識させてくれた作品。
主演の森山祐子さんが、後半以降どんどん美しくなっていくのが最高。
また、ターミネーター以上にしつこいゼイラムの不死身ぶりには驚いた。
見たことのない人は見ておくべき。
オススメ。
日本の実写バトルヒロインの最高峰
「牙狼＜GARO＞」の雨宮監督や竹谷隆之氏や、他にもたくさんの有能なクリエイターの力が一つになって作り上げた最高の作品。雨宮監督の和風テイストが作品のスパイスになっているので、他の国の人には作り出しえない作品になっているのではないのでしょうか。
日本の実写ヒーローはともすれば子供向けになりがちなのですが、この作品に限ってそれはない、と思います。体当たりのアクションを見せるイリアは格好よく美しく、ゼイラムは不死身の怪物としての不条理さとグロテスクさからくる魅力を撒き散らしています。
新しいとは言えない作品ですが、魅力はまったく色褪せていないと思います。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
見どころ
特撮・ＳＦＸ映画には、限られた資金でどれだけ知恵を使って観客を楽しませているか、そこに着目する楽しみ方がある。本作も実景中心でスペシャル映像に関しては限定的ではあるが、様々な工夫がふんだんに盛り込まれていて非常に感心する。中でも光るのは不死身の敵「ゼイラム」と賞金稼ぎの「イリア」のキャラの立たせ方だ。ゼイラムはキノコ的デザインだけでなく照明や出現時の「音」で存在感をアピール。また、イリアは演じる森山祐子の淡々としたプロフェッショナルの演技、白と黒の清潔なコスチューム、体当たりのアクションと非常に魅力的。後に続編が作られ、アニメ化されたのも納得の斬新なスーパーヒロイン像を提示している。【アニメ評論家・氷川竜介】
キャラクター
イリア
ゼイラム逮捕を請け負った女バウンティ・ハンター。
神谷
戦いに巻き込まれる1人。
鉄平
戦いに巻き込まれる1人。
ゼイラム
伝説の不死身のエイリアン。
ボブ
イリアの相棒（コンピューター）。
スタッフ・キャスト
スタッフ
監督：雨宮慶太 ／
脚本：雨宮慶太+松本 肇 ／
撮影：木所 寛 ／
照明：保坂芳美 ／
美術：高橋昭彦+三池敏夫 ／
クリーチャー造型：竹谷隆之+高柳祐介 ／
人形アニメーション：小杉和次 ／
合成アニメーション：橋本満明 ／
特殊メイク：佐和一弘 ／
音楽：太田浩一 ／
操演：亀甲船 ／
合成：日本エフェクトセンター ／
企画・製作：ギャガ・コミニュケーションズ+クラウド ／
キャスト
イリア：森山祐子 ／
神谷：螢 雪次郎 ／
鉄平：井田州彦 ／
ゼイラム：吉田瑞穂 ／