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Sh15uya -シブヤフィフティーン-
世界は虚存（いつわり）に満ちている。
ただ、この痛みだけは、REAL。
渋谷のようで渋谷ではないバーチャル世界「シブヤ」に入り込んでしまったツヨシ。彼が目にするグループたちの抗争と謎の生命体・ピースとの戦い。そして唯一ピースと戦う力を持つ少女エマ。この「シブヤ」は何なのか？なぜエマにだけ能力があるのか？物語は2つの謎を軸に進んでいく。渋谷ロケによるストリート感に、VFXを駆使したバーチャル「シブヤ」の街と戦闘アクションによる映像、そして衝撃のストーリーが融合。錚々たる一級スタッフ、フレッシュなキャスト陣が集結誕生したストリート系SFXアクションドラマ！誰もがこの作品が形作る奔流に飲み込まれ、そして、この物語の結末に驚愕することであろう。
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(C)2005 東映ビデオ
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見どころ
フィフティーンとは15歳の少年少女のこと。渋谷という若者を吸引する特殊な街を異世界「シブヤ」に見立て、その中で15歳……大人でも子どもでもない中途半端なエネルギーを持てあまし気味の年齢ならではの青春像を描いた作品である。ぎらつくナイフの少年少女の抗争あり、目玉のついた飛行船というシュールな光景あり。血とバイオレンス方向に傾き過剰な映像が進む中、突然「謎の生命体」が登場。更に武器を装着して戦う「謎の少女エマ」の出現と、変身ヒーロー的要素が入り込んでくるのが東映特撮スタッフによる伝統芸的な楽しさだ。謎に翻弄される主人公の少年ツヨシを少女が演じることで、ユニセックスな感じを出しているのも面白い。【アニメ評論家・氷川竜介】
キャラクター
ツヨシ
15歳・男。過去の記憶を失い、シブヤでめざめた少年。抑圧を嫌い、思ったことは素直に口に出し、行動する。
エマ
15歳・女。「マージ」してピースと戦う力を持つ少女。他の人間たちと 心を通わせることを拒絶する。
アサギ
15歳・女。道玄坂を縄張りにする、少女グループ『ラブゲン』のボス。男まさりで喧嘩っ早いが、純情。
リュウゴ
15歳・男。公園通りを縄張りにする、最大勢力の少年グループ＜パルハンズ＞のボス。頭が良く、効率的にチームを統率する。
DJ
15歳・男。文化村通りを縄張りにし、音楽やストリートパフォーマンスが趣味の少年グループ＜ブンカム＞のボス。調子のいい性格で、交渉と策略を駆使し有利に事を運んでゆく。
ケンゴ
15歳・男。Tatoo Shop「KOYA」のマスター。包容力があり、気を許せる店も、住み処のないツヨシにとっては心強い味方。
オオトモ
？歳・男。シブヤに棲息するレゲエのおじさん。
ピース
ふだんは人間の姿をしているが、ロックオンすると正体をあらわし、殲滅する刺客と化す。
スタッフ・キャスト
スタッフ
総監督：田崎竜太 ／
脚本：米村正二 ／
音楽：配島邦明 ／
アクション監督：横山 誠（AAC） ／
VFXディレクター：小林真吾（スタジオ・ガラパゴス） ／
衣裳プロデュース：遠藤憲昭（デビロック） ／
デザインワーク：篠原 保 ／
制作：テレビ朝日+東映 ／
製作：東映ビデオ ／
キャスト
ツヨシ：悠城早矢 ／
エマ：新垣結衣 ／
アサギ：芳賀優里亜 ／
リュウゴ：山下 亨 ／
DJ：植原卓也 ／
ケンゴ：弓削智久 ／
オオトモ：唐橋 充 ／
ピース：マーク武蔵 ／
