全話見て・・なんともいえないやるせなさと虚しさがこみ上げてきました。よくＮＨＫはこれを製作したもんですね。Ｈな作品や、成年指定の作品とはまた違った意味で子供に見せてはいけない作品だと思います。そんな何十億年も先のことを考えるくらいなら、他人に迷惑をかけない、自然を大切にしないと人間は生きていけない、社会のルールとマナーを守ろうくらいの事を実践するほうが先じゃないでしょうかｗ手塚治虫という偉大な巨匠の作品ではありますが、人間の考える領域の話ではないと思います。
　おまけに、人間に干渉しない云々とか抜かしてた火の鳥が結局干渉しまくっていたことが不快でなりませんでした(´・ω・｀)

　なんだかんだ言っても、手塚作品との付き合いは長くなる。
少年期に発掘した従兄弟のお宝の漫画少年別冊や、買い与えてもらった朝日ソノラマ版、講談社の全集
果ては当のＮＨＫが放送していた、連続ラジオドラマ。勿論角川の劇場版に、ゲームまで。
　手塚作品群の中でも、比較的抽象的な所と、王道的なストーリー物との堺が明確でない、お話。
輪廻の概念、象徴の「火の鳥」なので、本来はどこから見ても良い筈。
知名度や、入手可能な物を避けると、途轍もなく難解か小編しか残らなくなる為、妥当なチョイス。
手塚存命中とは違い、色気じみたモノがなくなってて、現場の情熱とかは確実に減少してる事を感じて
チョット凹んだ。