架空の世界を舞台にしたサクセスストーリーです。一気に見ました。少し懐かしい少女マンガテーストですね。お話がしっかりしていて面白い。全体にほのぼのしていて微笑ましいです。宣伝素材だけですと受け狙いのBLに見えてしまいますが・・・内容は全く違います。これは硬派です。すぐに分かりますが「ちはやふる」「のだめカンタービレ」などの名作と等質。最後は素晴らしい満足感が残ります。こうした大河ドラマでは「精霊の守人」も良かったですね。しかし、わたしはこちら(彩雲国)に一票です。ヒロインが魅力的ですね。いつの間にか登場する男性と自分を重ねて恋心を抱いてしまいます。やきもきすると言うんでしょうか?。ヒロインの心が揺れるあたりで、本当に心配になっちゃいますよ。ただし、ここが非常に重要。コメディタッチから美しい物語へと自然に転換して行くポイントです。多くのライトノベルが超えれない壁です。大変オススメ。