私の青春時代は、厨二病の発症例／重症例がまだない頃でした。
しかも丁度子育ての峠を越えた処ですので、
コメントはどうしても親世代からのものになってしまいます。

さて、コメントです。

主人公は、間違いなく、英雄です！

ヒロインが重症になってしまったのは
どう考えても親側にも何らかの問題があったのでしょう。
（放任の様子や大金を持ち出せる状況等を鑑みて）
でも苦労して十幾つまで育てあげたのです。

それが、「向こうの世界に行くのは”自由落下”が近道」云々、、、
そんな、馬鹿なことってありますか！
屋上での自由落下の言葉を聞いたとき、驚き泪が出ました。

彼は、間違いなく、ヒロイン（娘）の命を救ってくれた恩人です。
彼女をこの世界に引き止めてくれた功労者です。
私が親だったら、何とお礼すれば、、、

神殿構築など、色々描写に思う処もありますが、
これは、そんな、本物の英雄を描いた作品です。

そう来たか～。
タイトルから勝手に思ってたようなファンタジー作品ではありませんでしたが、非常に楽しめました。
高校時代の自分だったら、どういう感想を持ったかわからないけれど。
日本の学生生活の独特の窮屈さや陰湿さが良く伝わってきました。
だけど・・・作画（？）のデッサン狂いが気に・・・しません。
あと・・・あの屋上建築はムリだろ。なんぼなんでも。
それと最初の出会いの箇所の天井の隅っこのあれは蜘蛛の巣ということか？エフェクトありすぎじゃね？
それと装置がなんか言ってたけど、そういう商品ということか？
・・・原作を読んでみたくなりましたよ。

「中２病でも恋したい」を現実的にしたストーリーです
1話完結のため、余計な冗長もなくストレートに話が進みます

程度の差はあれ思春期には誰もが持つ「向こう側の世界」
理想と現実・・・逃げ込むのも有りかと思います

ありのままの相手を受け入れること
受け入れると決めたら責任を持つこと

大事だと思います

是非見てくださいd(⌒ー⌒)!