ガルパンが好きなら気に入ると思います。

90年代、エヴァ,ナデシコ,さくら等、超人気アニメがありましたが、私はコレが最高に好きです。
放映当時、ゲーム, LD, サントラ, ドラマCD, トレカ, マンガ, 小説, ムック, 全て買ったと思う。
後にDVDも揃えたほど。夏樹リオさんを観るために大阪、神戸、九工大にも行ったし、パイオニアLDCの
イベントにも行き、様々な方面で楽しませてもらった思い出の作品でもあります。
しかし、思い出補正でおすすめするわけではありません。

最大の魅力は倉田英之の脚本。ドタバタのコメディ、熱くて泣けてぶっとびの展開。
欝パートはベタでなく淡白なのが逆に「あなたはこの行動をどう評価する？」と冷静に問う空気を
醸し出しているようで、演出がスマート。今も年に何度かDVDを観て楽しめる味わい深い作品です。

最後に、伊藤美紀さんは女神様です！

宇宙撫子の栄光を掴むのは年に１度、たった１人。少女達はその１人を目指し、何度も体を張って勝負します。あるものは勝利を手に入れ、前へと進み、ある者は敗北を知り、去って行きます。舞台は決してぬるくありません。

しかして、伝説の宇宙撫子、御堂巴の幻影が彼女達の行く先を走ります。
ある者に荷重を、ある者に憧憬を、ある者に闘志を。御堂巴の幻影は少女達を翻弄します。

主人公あかりは数々の友人やライバルと競い助け合います。
彼女達の強さ、優しさ、そして弱さに、胸をツンと突き刺されます。
三部構成のそれぞれの締めも綺麗で、グッと来ました。

ターニャが大好きです。数々のギャグをこなすその破天荒さには笑いました。負けん気も食い気も人一倍で溌剌たる様子には、こちらも元気になりました。サッカーの時、あかりに発せられた掛け値のないまっすぐな言葉がとても純粋で、すごく眩しかったんです。ターニャの動きや袖も見所。