評価が悪いので恐る恐る見ましたが、かなり面白かったです。魔法の戦闘も綺麗で楽しい。説明も自然でしたから中二的には思いませんでした。良くあるSFや異世界ものとして、古典的な入り方です。また、感情移入をして見るのではなく、登場人物たちを批判的な目で見つつ、ストーリーを追うような作品でした。ラストも海外の有名TVドラマ「ツインピークス」見たいな感じ。残虐シーンもありませんし、嫌な展開も無く普通に面白いと思いました。見てて思ったのは、ライトノヴェル主人公の弱点。計画的に進行する悪意に弱いですね。正義をアピールしないので、共闘陣営に所属するのが遅れるんでしょう。どっちつかずの人は必ずこうなりますよね。いつもあっけなくピンチに陥いって、武器や修行で逆転しようとする。間に合うかボケと言いたい。普段から努力しろと。性質として肯定できないものが多かったんで、意外とホンサク良かったです。そういう意味で痛快。