キャラ画・配色・音楽・キャストなどなど、「このノリについてこれなきゃ、この先厳しいですよ」と言わんばかりに、初回からアグレッシブ・やや斜め上な感じが強烈。
群れをなして襲いかかる進化侵略体が、戦闘経験を積むごとに記憶の共有で知恵をつけ、徐々に手強くなっていく様がなんとも不気味です…。
各E遺伝子ホルダーの能力は、戦闘・補助・調査などに分かれているので、単独・力押し一辺倒ばかりではなく、それぞれ役割の元に協力しながら進化侵略体を調査~殲滅するのが基本。でも、主人公のE遺伝子による精神高揚が激しく、性格が豹変・危機的状況下における狂気的な戦闘スタイルには圧倒されます。
アクの強いE遺伝子ホルダーの面々ですが、戦闘以外ではほぼコミカルにやり合ってくれるので、主人公の素朴さや親友とのやりとり、仲間の親睦が深まる回はなんだかホッとします。