視聴開始後、真っ先に覚えた感想がコメントのタイトルです。

編（ルート）によっては、秋から、翌年の春まで物語は続くのですが、
葉、雪、桜、が舞う光景が描かれます。

学舎や校庭、その周辺、
街並、家々や部屋の内、
描かれ方がとても良かったです。

ただ、内容ですが、
濃淡軽重の差こそあれ、間違いなく男性向け。
その確固たる需要、願望や妄想、に応えているからこそ
甘嚙　から経ること数年　清廉　が制作されるのでしょう。
女性の方々の視聴には、耐え得ないのではないかと、、、

いや、
待てよ、、、

もしかすると
「俺がモテてどうすんだ」だと思って、
笑って楽しむのは、、、有るかもしれません。

兎に角、
「女性に甘えられて喜ばない男性は居ないわよ」の台詞を聞いた瞬間、
蟷螂、蜘蛛、蠍の雌　が頭に浮かぶ男性視聴者のコメントです。
余り、書いてある内容や♡の数を気になさらずに、、、

主人公・橘純一時折おバカで変態な部分を見せるものの、基本的には甘酸っぱい青春恋愛劇が中心の作品。

オムニバス形式の作品で、個性豊かでありつつ都合の良すぎないヒロインたちとの恋愛が描かれます。
ドロドロした展開はありませんが、若者特有の悩みを嫌味なく正面から描いており、千差万別な恋模様を地に足付いた展開で見せてくれるところが好印象。
全体的に自然な演技に徹してくれている声優陣の好演や、携帯電話が普及していないという時代設定が上手く作用して、全体的に温かみのある作風になっているかと。

刺激という面では少々物足りない出来かもしれませんが、ゆっくりほっこり恋愛モノを楽しみたい人にはオススメです。ギャルゲ原作アニメの中では比較的女性でも楽しめるかも？