いっき見して物語のアウトラインなどよく分かりました。キーワードを挙げるといくつもの作品へのオマージュやリスペクトが垣間見えました。その是非については争わない方向が正しいと思います。
作品は映像と音楽が高い位置で融合しており一種のトリップ感があります。演出は時々使われるストップモーションの好き嫌いが出ることくらいでしょうか。
PAworksさんは時々ファンタジー色の強いSFを持ってきますが、これはその代表作にして佳作と言っても良いのではないでしょうか。この作品を踏んだうえで「色づく世界の・・」などを見ればさらに面白く堪能出来るかなと思います。
あとひとつ。学園物なのに教室風景のない珍しい作品でもあります。