ZeroからStay nightまでが一連の物語にしかと完結し、Zeroの終わりで去来した「キリツグ」「セイバー」の哀れな「夢」にも答えが見出される、まさにトゥルールートというべきお話でした。
素晴らしい作品でした。
「キリツグ」の意味の無い人生が「シロウ」に継がれリンを得ることで「エミヤ」と成り果てる未来に「その先」の答えを得ることが出来、Zeroでモヤモヤしていたものが晴れていく気持ちです。
アーチャーとシロウの戦いにセイバーはきっと、10年前にイスカンダルに言われた言葉の意味を理解し、そして何かを見出したに違いない…。
イリアとバーサーカー、キャスターとクズキには余り焦点が当たらず、そこはちょっと可哀想だった。
そして聖杯のせいでZeroの時とは明らかに本質が「劣化」しているギルガメッシュの描かれ方が良かったです。そして少しだけど10年後のウェイバーでて嬉しかった!w面白かったです。