お話の感想は他の方にお任せします。
ずっと進化し続けた3DCGライブステージは、4期でも細かなモデリング調整を繰り返し「Blooming♡Blooming」を160話でも披露するのですがふんわりしたティアードスカートの波打つ動きなどとても自然。終盤スターライトクイーン杯では、CGチームからの発案で第1話の「Move on Now!」を今の技術でリサが見せ、素晴らしいリベンジでした。前から「チュチュ・バレリーナ」などで印象的なライティングも活かされており格好良い。スミレの髪や揺れものの進化を、珠璃のジャラジャラした金属アクセの重量感や、ののリサのシルキーデビルコーデの質感など、こだわりを感じました。カメラワークも「ライブ感」らしく同じ曲でも変えており、退屈しません。新人ののリサ「lucky train!」ステージは繰り返しの中で成長さえも表現できておりCGの進化に感慨深いものがありました。

第4期としてはちょっと勿体無い部分が多々あるがそういうのを吹っ飛ばすかのように〆たと言えるシリーズ最終回が全て、と言えるのではないだろうか。

新キャラである大地ののと白樺リサの二人やスターライトクイーンを目標の2点は言ってしまえば第4期のポイントであると同時に(特に後者がだが)やや内容的に縛った感は否めない。
前者の場合は後者があるのがネックになってしまい若干未消化な活躍になってるのも見られてしまう。
後者はこれまでと違い当初からの目的という部分が逆にバラエティにやる内容にブレーキをしてる部分もある。
(とはいえ159話みたいな話もあるにはあるのも確かだが)

とはいえそういうのはあるにしても3年半と言う作品として見れば着地点はキチンと出来ているのは最終回がまさにそれ、と言っても過言ではないだろう。

そして
―――ありがとうアイカツ!、そしてありがとう!!―――

個人的にはいちごちゃんを主人公とした話も大好きですが、３期でのあかりちゃんも大好きです。最初は崖っぷちでしたが、今では大きく成長し、４期では彼女の後輩であるののちゃん、リサちゃんがスターライト学園へ入学してきます。その子達を準主役にしつつも、あかりちゃん、ひなきちゃん、スミレちゃん、まどかちゃん、凛ちゃん、新しいアイドルや伝説となっている先輩方…そんな、みんなの成長・友情がひしひしと感じられる話です。１期から見ている人には感動する場面も多く、涙してしまう回も多いこと間違いなし！まさに総決算ともいえる４期です。

個人的に１stと２ndが好きなので、今回から登場のりさとののは、初々しく１stシーズンのいちごとあおいの様な感じで、親近感があっていいです。３rdシーズンはなんか違う感じがして、あまり面白く思えなかったので、期待が持てますし、劇中に出てくる「おしゃもじを、マイクに持ち替えて」のセリフも、原点に戻った気がして好きです、これからの展開が楽しみです。

40歳のオッサンが面白いと思ってしまった。北海道の二人に頑張ってほしい。面白いからアイカツ観ます。年齢なんか関係ない。好きなアニメは観ましょう。