魔法少女まどかマギカ の5年以上も前に制作された作品なのですね。
色々と原点となったと思われる処が幾つも垣間見られますが、
本当に原点と言って良い物かは疑問に思います。
なぜなら、ここで描かれている主題は、
恐ろしくて、誰にも出来ない様な「純愛」。
いや、まどかマギカ も
考えようによっては、あれもそんな「純愛」なのか。
この作品も表現方法が非常に独特で、
なかなか感想が纏まらないのですが、
本当は、成長も、老化や死を含む変化も、
その全てが素敵な事で、愛すべき事なのだと思います。
これまで生きて来た年月よりも、明らかに
これから生きて行く年月の方が短い視聴者だから、
いや、肖像画よりも、九相図に描かれる女性の方が
一層美しく思える視聴者だから、
そう感じるのかも知れませんが。