この手の作品の見どころは、
チームが一体となり、
高い目標に向かって全力で突き進む過程で、
絶対に勝てない強敵に相対し、
チームがバラバラになりかけ、しかし、それでも、
主人公のひたむきな熱意で、チームがより団結し、
ついにはライバルと一進一退の攻防の末……
こんなところでしょうか。
「全力を尽くす」ということが、観る側の魂を揺さぶり、作品の魅力になるのでしょう。
ただ、この作品では……
ちょっと、不完全燃焼。もっと、もっと、熱くなれた気がします。
というのは、みなさん、ちょっと、乙女すぎる。
ムキムキな乙女が多い。
熱いチームメイトの、足を引っ張る選手の描写が多すぎて、何とも、もやっとしてしまうのですよね。
ただ、ラグビーの作品というのは初めてで、とても新鮮でした。
もし次の話があるのなら、そろそろチーム一丸となって、ALL OUT して、全員で敵にぶつかって欲しいですね。