これは素晴らしい。本来であれば、アニメ界もこのようなレベルの高い世界になっていたかもしれない。時代劇を超えた人間ドラマであり、戦国ファンタジーである。アニメとしても映画としても完成度が高く、大人の人達に是非見てもらいたい。2000年代に完成された至極のアニメを是非ご覧ください。

少々古い作品ですが今観てもストーリーや絵、音全て素晴らしいです。モノの動作のとらえ方と描写は最高、乱れ飛ぶ矢、雨、風や水しぶきなど物理を観察したうえでの時代劇ものに合わせた表現法などはもちろん、サツ陣の武器や体、足さばきとカメラワークは実写では不可能な迫力ある描写とアニメならではのスピード感の表現に見惚れます。見て損はないというか見ないと損です。

最近までこの映画のことを忘れていましたが見て思い出しました。
ストーリーはシンプルですがＣＧ等は無く昔ながらの作りです。
時代劇としても良作です。

１０年前公開されたときは、あまり話題にもならなかった作品だけど、今見ると凄い面白い
チャンバラ活劇。
主人公サイド、敵側サイドといいキャラクターが立ちまくっているし、主人公の声を当てている
長瀬君が思いの外雰囲気があって、タイトルロール見るまで長瀬君だと気づかなかった。
まるで黒澤映画を見ているような気分。
こういう娯楽作品がヒットしなかったのは、映画業界のやり方に何か問題があるとしか思えないな。
勿体無い。

ローマでは、流血の影響を抑える為に闘技場に砂を撒いた事が、この語の由来とか。

他に、真っ赤に釁られて行く様をより鮮明に迫力有るものにする目的も有ったとか。

本邦では、静かに降り積もる真っ白な雪が、その代わりを果してくれます。

見慣れた刀、槍、弓矢　と、唐土の見慣れぬ剣やその他の武器
息つく暇の無い剣戟
等々、、、


他にも多くの事を書きたいのですが、


先ずは、
椿三十郎、大菩薩峠、十三人の刺客　等が好きな　父に、
本作品の事を教えなくては、、、

視聴の際の技術的な問題は、
実家の近くで暮らす、妹夫婦が対応してくれる事でしょう。