2017 秋
周りが強豪ばかりで霞んでしまいがちですが、ものすごく綿密に・丁寧に作られている作品です。
本来、独特な世界観を楽しむものであって、派手さには欠ける物語のはずですが、美術・アクションがとにかく素晴らしい。スタッフ渾身のこだわりが感じられます。
フォスフォフィライトの性格も黒沢ともよさんの演技の妙によって、遺憾なく発揮されています。
物語上、訳あって様々な変化が訪れる「彼」ですが、ちゃんとフォスフォフィライトだと常にわかる演技をしています。漫画原作では表現しきれなかった、或いは意図していなかったフォスの性格を完全に補完していて、一貫性のあるキャラクターとして成立しています。
まぁつまり何が言いたいのかというと、最高のアニメ化です。