オフィシャルファンブック(2008/12刊)の長澤監督とシリーズ構成の鴻野さんの対談によると、原作8ページに対して、平均5分のアニメ、というのは長い、その分、楽しさ優先で膨らませた、とのことですが、役者の方々のがんばりも大きいですね。第1話のエアギターの話は衝撃的でしたし、幾度と出てくるコウジのヘンテコな歌をうたいながらの一人芝居も不思議と記憶に残ります。
本編は、冬で終わりますが、OVAの放課後シリーズも、バンチャに載るとうれしいところ。夏、秋、冬、春の風景を切り取っていますが、最後が進級を前にした春のお話で、いい締めくくりになっています。
なお、本作はいわゆる新作で、エイベックスが手がけた旧作があり、リョータを桑島さんがやっていました。ちょっと大人びた絵柄で、お話は原作順の並びでした。