アイドル物って主人公に憧れの人がいて、その人に近づきたいとか、単純に歌やアイドルに興味があるとか、そういうきっかけで頑張る主人公な作品が多い。でも、これはそういう従来の作品とは違う。主人公はアイドルではなく素人のマネージャーになることから始まる。その点でも違うのだが、いきなり大勢いるメンバーなので誰が誰だか最初は把握し難い。おまけにどの話もご都合主義的な部分が多くあり、1話切りした人も多いだろう。ダンスのCGもお世辞にも綺麗とは言えず、かなり手探り状態で作られたものだと言わざるを得ない。
だけど、音楽と音楽に向き合う彼女たちの生き様は我々を魅了にする。キャラに愛着が湧きやすいのもあり、ご都合主義な部分が見えても、楽しもう、視聴しようという気にはなれる。脚本は微妙な部分もあるが、ある意味作られすぎていない言葉なのがいい感じだ。合う、合わないが激しいアニメだが個人的にはぜひ見て欲しい。