元々「ドキドキプリキュア」は掟破りで有名でした。主人公は生徒会長だし、仲間たちも生徒会副会長、大金持ち、現役アイドル等と高スペック（アイドルや小学生プリキュアはスイートにもいたけど）TV版でも子供では理解し難いストーリーでした。映画ではかなりわかりやすくなってるものの、愛犬の死があったり、プリキュア初の流血描写があったり、恒例のライトを振るのもあぐりちゃんからのお願いで仕方なく……という感じがあります。映画館で当時見た子供達はかなり違和感を感じたに違いない。舞台が最高潮の時に振るライトがお願いされて振るっていうのはね……。あと、レジーナ様や配下のみなさんがイラストのみの友情出演なのは残念。悪い所も数多い本作ですが、ストーリーとしては上記でも書いたようにわかりやすく、ラストがとても感動できたのを覚えています。ところでこの映画の一番の疑問、マナの結婚相手は誰なのか！？それは永遠の謎なのです。