ストーリーとキャラクター達でした。
TYPE-MOON作品を網羅し、特に魔法絡みの物語とキャラクターを知っていたら、とても楽しめます。
特に『stay night』『Zero』の2作品を最低限でもプレイ、もしくは視聴すれば尚楽しること受け合い。
倫敦にミステリーはこの上なくマッチします。
その街にあるTYPE-MOONファンなら“時計塔”という舞台がベースなだけで様々なイメージが浮かぶことでしょう。

展開はもちろんですが、アニメに限って言えば最終話での“王”との邂逅で感動しちゃいます。
1クールと短い時間の中でファンが1番観たかったシーンが最後の最後で描かれるのが印象的でした。

因みに他の方のコメントにもありますが、物語に登場して関わる人物は、他の作品などに登場していますので、TYPE-MOON作品の広がりを感じられることかと…。
ですがそれらを抜きにしても一つの作品として楽しめます！

呪詛からのカーチェイスのシーン。
本人はきっと気づいてないだろうけども、ウェイバーと彼を師と仰ぐ少年少女達の「在り様」は、ほんの少しだけど、彼の王とその臣下達『王の軍勢』のそれと、とても似てるなって感じた。雰囲気が。
自らの研鑽（夢）を求めながらも教え子達を導き、教え子達はその導きに敬意と尊敬と愛着をもって自ら師についていく。なんだ、そっくりじゃんｗ
なんかちょっと、グッとくるものがあった。きっと王の背中を追ってひたむきに生きて来た10年だったんだなぁ、と。３０歳手前のちょっとダンディーさが出ていても、結構おっちょこちょいな、自分の力の無さにいつも真摯に向き合う姿は、あの頃のウェイバーと、何も変わってないんだなって思った。
Zeroの「真の」主人公であった彼の（異論は認めぬｗ）１０年後の戦い。すごく先が楽しみです。
めっちゃ良いな。ウェイバー。そしてその教え子たち。