ウテナ、ピンクドラム、ユリ熊、さらざんまい。
それぞれその時の切り取り方はありますが
いつだって幾原監督のテーマはたぶん
誰もが悩み、苦しみ、闇をかかえて生きているだよっていう
それを否定しないで、ありのまま受け止めて生きていけばいいんだよっていう
応援歌だと思います。

また勇気もらいました。
すっきりスマートに生きていけないおっさんですが
それが自分と思って人生に絶望せず
まだまだ頑張って生きていきます！

探訪紀行もの番組において、頻出する２種類の表現の違い・・・
例えば、
「美味しい」と「お好きな方には堪らない味ですねえ」との違い、、、
思い出します。

独特の方法論に則った表現。
万人受けは難しいでしょう。

一方、よく有る「手段の目的化」ですが、
本作は決してその様なことはありません。

世間の頸木と自身の願望との相克に、
どうやって向き合い進んでいくのか。



先ずは、第１話をご覧頂いて、作品との相性をご判断のほど。
もし大丈夫でしたら、必ずや最後まで辿り着くことでしょう。

幾原監督の作品は、いつもこの現実で生き辛さを抱えたり、人と違う悩みを抱えたマイノリティに寄り添い、勇気をくれる作品だと想います。
抽象的なぶっ飛んだ表現に含まれる、現実へのメッセージ、人と違うことへの肯定、好きなものを好きと言えるように戦えと！

見れ!…そして震えろｗ