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ある日のこと、うさぎたちはまことのマンションでお菓子づくりに励んでいた。できあがったクッキーを衛に届けていく途中、ちびうさは不思議な少年ペルルに出会う。二人はすぐに仲良しになり、ちびうさはペルルにクッキーをプレゼントし、また会う約束をする。活発で優しいちびうさにペルルは好意を抱くのだった。そんな二人とは対照的に、世界各国の都市で、大勢の子供たちが突然行方不明になってしまう不気味な事件が次々と起こっていた。そして魔の手はセーラー戦士たちの住む十番街にも襲いかかる。ちびうさをはじめ大勢の子供たちが、笛の音に誘われて次々に夜の街へ抜け出してゆく。それは世界をブラック・ドリーム・ホールで包もうと企むバディヤーヌと笛吹きププランの仕業だった。そのためには子供たちの夢のエナジーが必要なのだ。セーラー戦士たちはププランと戦うが、ププランは強く、ちびうさを助けることができない。それを止めに入ったのはなんとあの不思議な少年、ペルルだった。ペルルは実はププランの弟だったが、ププランたちのやり方に納得できないでいた。そして何よりちびうさを助けたかったのだ。しかしペルルの訴えもむなしく、ちびうさは連れ去れてしまう。ちびうさの強いエナジーを吸収してさらにブラック・ドリーム・ホールは巨大化していく。セーラー戦士たちはちびうさや子供たちを救うため、バディヤーヌたちの本拠地、トルテ城に乗り込んでいくのだった。