最初に主人公を助けたのが実は真犯人でしたというところは、往年のゲームファミコン探偵クラブ消えた後継者を思い出してしまいましたw身内を殺したというヌレギヌを2回も連続で被せられ、しかも誰も庇ってくれないというのは虚しすぎますね。だからこそ黒幕である天海の恐ろしさと凄みが伝わるのでしょう。
事実を知った次郎が抜け忍になり、ついには天海に復讐を遂げるになるまでを描いた内容でしたが、実に重厚でした。アメリカにまで渡り、かの有名なマーク・トウェインまで登場したのはビックリしましたwキッチリ事を成すところまで描いたのは後のガンソードに通じるものがありますが、この時代にここまでの作品内容だったというのは実に驚きです。最後までしっかりと組み立てられた見ごたえのある作品でした。